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ご挨拶

院長挨拶

本竹秀光 院長

平成28年4月1日から沖縄県立中部病院長に就任いたしました
本竹秀光です。

新たな指導体制のもと中部病院の理念「わたしたちはすべての県民がいつでもどこでも安心して満足できる医療を提供します。

(1)患者中心主義(2)社会的貢献(3)チームワーク」を継続し更に発展させる所存ですのでよろしくお願い申しあげます。

さて、終戦直後の極度の医師不足を解消するための事業の一環として始められた中部病院における医師卒後臨床教育は2016年に50周年を迎え、この間研修終了者は1000名を超え、そのうち約65%の医師が県内で地域医療に従事しており、事業の成功は万人が認めるところです。

これも単に諸先輩方の血のにじむ努力があったからこそと感謝申し上げます。沖縄県の医師数は琉球大学医学部の設立も相まって全国平均を超えるようになりました。

しかし本県においても本島中南部に医師が偏在する傾向にあり、離島僻地での医師不足は未だ継続した課題となっております。

中部病院の研修終了生が離島へき地の医療を支えることは、これまでも、これからも継続する所存であり、中部病院の使命の柱の一つです。

次に院内に目を転じると、私が研修を受けた30数年前と大きく異なるのは医療を受ける患者さんの高齢化です。

医療環境も治す医療から寄り添う医療へと変化し、団塊の世代が75歳を迎える2025年には「いかに生きるか」がますます問われます。

私たちは職員が一丸となって「患者中心の医療とは」を改めて問い直し、安心して満足できる医療を提供する努力を重ねてまいります。

最後に中部病院から端を発した、たらい回しのない、断らない医療を地域の医療機関と連携を密に地域住民に安心・安全の医療を提供したいと思います。

2016年4月1日 沖縄県立中部病院院長 本竹秀光

プログラムディレクター就任の挨拶

ハワイ大学卒後医学臨床研修事業団
デイレクター 安次嶺 馨
 

aisatsu_ashimine.jpg  44年の歴史を持つ当院の卒後臨床研修事業の初期からプログラムを推進してきた真栄城優夫先生は、平成23年7月31日をもって退任しました。先生は、 本研修プログラムの草創期にはハワイ大学スタッフとして、昭和47年の日本復帰後は県立病院のスタッフそして院長として、診療・教育に尽力しました。平成 8年、院長退職後は従来米国人が占めてきたハワイ大学プログラムデイレクターに就任し、爾来15年にわたって臨床研修事業の発展に寄与されました。
私は本研修プログラムの3期生で、真栄城先生の薫陶を受けてアメリカへ渡り、小児科の研鑽を積みました。私の小児科医としてのベースは、中部病院におけ る2年間の卒後研修にあります。内科・外科・産婦人科・小児科・麻酔科・救急科のローテーションで多くのことを学び、これがアメリカでの研修に役立ちまし た。


ところで、ひとびとの求める医師像とは何でしょうか? ブラックジャックや神の手を持つといわれる超人的な医師でしょうか? 私は、急性疾患や common diseasesに的確に対応でき、general physician としての裾野の広い知識と技術を持った医師こそ、多くの国民が求める医師像だと思います。最近は、マスコミなどで「総合診療医」が話題になってきました が、診療各科にまたがる基礎の上に専門性を築くという医師の教育は、当院の研修事業開始から現在まで四十余年、一貫して変わりません。


先日、ハワイ大学のGreenwood学長が当院を訪問しました。学長はハワイ大学開学以来初の女性学長で、クリントン政権時代の公衆衛生担当大統領補 佐官として、ホワイトハウスで勤務した方だそうです。とても気さくな女性で、中部病院とハワイ大学が連携して築いた卒後研修プログラムが、日本を代表する プログラムに成長し、多くの俊英が育っていることを誇りに思うと語っていました。今後、私たちはハワイ大学との連携を深め、さらに近隣アジア諸国とも交流 を行い、真の国際的な医師を育てる教育を続けていきたいと考えます。
日本の内外で医療活動をすることを目標とする研修医の方々、中部病院で共に切磋琢磨しませんか。若い方々とともに、私たちもさらに成長できることを楽しみにしています。

2011年10月

ハワイ大学医学部長挨拶

Message from the John A. Burns School of Medicine, University of Hawaii

Jerris R. Hedges, MD, MMM. MS
Dean

Satoru Izutsu, PhD
Vice Dean
 
The collaboration between Chubu Hospital and the University of Hawaii began 48 years ago to increase the physician workforce in Okinawa.
March 2015 will mark 48 years since the establishment of the University of Hawaii Postgraduate medical education program at Chubu Hospital. To date, the program has trained over 1,000 physicians of whom more than 50% remain in practice on Okinawa. Acceptance into the program is highly competitive with applicants from Okinawa, mainland Japan and other countries.
Each year, the University of Hawaii, School of Medicine, selects 10 consultants, mostly from Hawaii, to conduct training sessions at Chubu Hospital. The training sessions emphasize enhancement of the knowledge and skillset of trainees and attaining quality patient outcomes. The consultants complement the ongoing care supervised by Chubu-based clinical staff.
The trainees are responsible for patient care under the guidance of Chubu-based clinical staff, stressing the inclusion of each trainee's participation in clinical discussions and real-time decision-making. There is continual emphasis on improving clinical skills. Upon completion of the Chubu-based program, graduates provide service coupled with Chubu Hospital on remote islands such as Miyako, Ishigaki, Tokashiki, Zamami and Daito.
Educational resources for Chubu Hospital based residents include a comprehensive medical library and audiovisual center that is open 24 hours a day and accessible over the Internet. The library collection includes 72 English journals and 49 Japanese journals; in addition, all physicians at Chubu Hospital have electronic access to the most current medical information. Overall, the University of Hawaii Postgraduate medical education program at Chubu Hospital serves as a model for other Japanese postgraduate medical education programs.
Going into the future, the University of Hawaii, John A Burns School of Medicine, will continue to collaborate and partner with Okinawa Prefecture, as part of the school's mission of promoting Pan-Pacific global health care and education. The Okinawa experience will remain an outstanding example of professional cooperation to overcome challenges and adversities in caring for the health and well being of fellow human beings.