平成28年度 沖縄県立北部 病院指標

医療法における病院等の広告規制について（厚生労働省）
  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類別患者数等（診療科別患者数上位５位まで）
  3. 初発の５大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 脳梗塞のICD10別患者数等
  6. 診療科別主要手術別患者数等（診療科別患者数上位５位まで）
  7. その他（ＤＩＣ、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率）
年齢階級別退院患者数ファイルをダウンロード
年齢区分 0～ 10～ 20～ 30～ 40～ 50～ 60～ 70～ 80～ 90～
患者数 837 211 172 244 311 423 871 718 1133 486
退院患者さんの人数を 10 歳刻みの年齢階級別に集計しています。
当院は北部医療圏の中核病院として幅広い年齢層の患者さんに医療提供しています。特に70歳以上の患者さんの占める割合が43％と高齢者の占める割合が高くなっていますが、10才未満の患者さんも多く、地域周産期センターとしてリスクの高い妊娠・分娩を中心に診療を行っています。
また地域で唯一の小児入院施設で、小児科の救急受け入れを行っています。




診断群分類別患者数等（診療科別患者数上位５位まで）ファイルをダウンロード
内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
110310xx99xx0x 腎臓または尿路の感染症　手術なし　定義副傷病 なし 194 13.6 12.43 7.73 77.35
050130xx99000x 心不全　手術なし　手術・処置等１ なし　手術・処置等２ なし　定義副傷病 なし 109 21.7 17.95 13.76 83.98
040081xx99x00x 誤嚥性肺炎　手術なし　手術・処置等２ なし　定義副傷病 なし 107 17.81 21.25 21.5 82.67
180010x0xxx0xx 敗血症（1歳以上）　手術・処置等２ なし 93 21.97 19.24 16.13 75.76
050050xx99200x 狭心症、慢性虚血性心疾患　手術なし　手術・処置等１ ２あり　手術・処置等２ なし　定義副傷病 なし 88 6.1 3.22 4.55 69.39
内科では救急医療を行っているため、肺炎や尿路の感染症、敗血症の疾患が多くなっています。
高齢者の心不全も多く、重症度の高い患者さんが多いため平均在院日数が長くなっています。
小児科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
040100xxxxx00x 喘息　手術・処置等２ なし　定義副傷病 なし 179 5.62 6.42 0 3.11
040090xxxxxx0x 急性気管支炎、急性細気管支炎、下気道感染症（その他）　定義副傷病 なし 154 6.34 6.02 1.3 0.8
0400801199x00x 肺炎等（1歳以上15歳未満）　手術なし　手術・処置等２ なし　定義副傷病 なし 50 5.86 5.79 0 3.02
100380xxxxxxxx 体液量減少症 36 4.44 9.33 2.78 3.22
150010xxxxx0xx ウイルス性腸炎　手術・処置等２ なし 33 3.15 5.5 0 2.85
小児科では肺炎や気管支喘息といった小児呼吸器疾患の症例が多くなっています。
また、地域で唯一の小児入院施設のためウイルス性腸炎や体液減少症も多くなっています。
整形外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
160800xx01xxxx 股関節大腿近位骨折　人工骨頭挿入術　肩、股等 88 35.19 27.63 71.59 82.62
160690xx99xx0x 胸椎、腰椎以下骨折損傷（胸・腰髄損傷を含む。）　手術なし　定義副傷病 なし 36 25.56 20.57 47.22 78.86
160760xx97xx0x 前腕の骨折　手術あり　定義副傷病 なし 36 4 5.49 0 42.25
160740xx97xx0x 肘関節周辺の骨折・脱臼　手術あり　定義副傷病 なし 23 4.57 5.33 0 21.57
070370xx99xxxx 脊椎骨粗鬆症　手術なし 17 38.47 23.61 47.06 80.53
整形外科では、高齢の患者さんの転倒による大腿骨・腰椎 骨折の症例が多くなっています。
高齢者が多いため在院日数が比較的長くなっており、リハビリ施設への転院が多くなっています。
また、救急診療を行っているため、骨折脱臼などの疾患も多くなっています。
外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
060150xx03xxxx 虫垂炎　虫垂切除術　虫垂周囲膿瘍を伴わないもの等 36 4.22 5.6 0 34.47
060335xx02000x 胆嚢水腫、胆嚢炎等　腹腔鏡下胆嚢摘出術等　手術・処置等１ なし　手術・処置等２ なし　定義副傷病 なし 18 5.56 7.61 0 61.78
060370xx97000x 腹膜炎、腹腔内膿瘍（女性器臓器を除く。）　手術あり　手術・処置等１ なし　手術・処置等２ なし　定義副傷病 なし 10 14.7 20.35 10 52.4
060210xx99000x ヘルニアの記載のない腸閉塞　手術なし　手術・処置等１ なし　手術・処置等２ なし　定義副傷病 なし - - 9.08 - -
060150xx02xxxx 虫垂炎　虫垂切除術　虫垂周囲膿瘍を伴うもの等 - - 9.91 - -
外科では、北部医療圏の中核病院として救急診療を行っているため、虫垂炎や胆嚢炎の急性疾患が多くなっています。
産科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
120180xx01xxxx 胎児及び胎児付属物の異常　子宮全摘術等 43 9.33 9.88 0 30.47
120170xx99x0xx 早産、切迫早産　手術なし　手術・処置等２ なし 32 17.41 20.79 21.88 25.41
120200xx99xxxx 妊娠中の糖尿病　手術なし 18 8 6.05 0 34.33
120260xx01xxxx 分娩の異常　子宮破裂手術等 11 10.27 9.77 0 31.73
120170xx01x0xx 早産、切迫早産　子宮破裂手術等　手術・処置等２ なし 11 22.45 32.16 0 30.09
産科は北部医療圏の中核病院のため、合併症妊娠、既往帝王切開後妊娠、切迫早産や妊娠高血圧症候群のリスクの高い妊娠・分娩が多くなっています。
脳神経外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
160100xx99x00x 頭蓋・頭蓋内損傷　手術なし　手術・処置等２ なし　定義副傷病 なし 29 10 7.52 10.34 62.52
010040x099x00x 非外傷性頭蓋内血腫（非外傷性硬膜下血腫以外）（JCS10未満）　手術なし　手術・処置等２ なし　定義副傷病 なし 26 16.77 19.35 42.31 61.5
010050xx02x00x 非外傷性硬膜下血腫　慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術等　手術・処置等２ なし　定義副傷病 なし 19 14.47 11.83 15.79 77.63
160100xx97x00x 頭蓋・頭蓋内損傷　その他の手術あり　手術・処置等２ なし　定義副傷病 なし 11 12.91 9.87 18.18 64.09
010040x099x01x 非外傷性頭蓋内血腫（非外傷性硬膜下血腫以外）（JCS10未満）　手術なし　手術・処置等２ なし　定義副傷病 あり - - 32.44 - -
脳神経外科は救急診療を行っているため、外傷の症例が多く、重症のため平均在院日数が長くなっています。
次いで、高齢の患者さんの脳血管障害疾患の症例が多くなっています。リハビリ施設への転院も多くなっています。
泌尿器科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
11012xxx97xx0x 上部尿路疾患　その他の手術あり　定義副傷病 なし 33 5.12 7.08 6.06 77.36
110420xx97xx0x 水腎症（その他）　その他の手術あり　定義副傷病 なし 33 5.82 5.33 0 76.73
110070xx02020x 膀胱腫瘍　膀胱悪性腫瘍手術　経尿道的手術　手術・処置等１ なし　手術・処置等２ ２あり　定義副傷病 なし 13 9.08 7.85 0 67
110310xx99xx0x 腎臓または尿路の感染症　手術なし　定義副傷病 なし - - 12.43 - -
140590xx97xxxx 停留精巣　手術あり - - 3.29 - -
救急施設のため腎・尿路結石疾患が多く、また地域唯一の泌尿器入院施設のためステント留置を行う水腎症が多くなっています。
耳鼻咽喉科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
030240xx99xxxx 扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎　手術なし 10 4.8 5.5 0 35.6
110280xx97x00x 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全　その他の手術あり　手術・処置等２ なし　定義副傷病 なし 10 9 17.97 0 30.3
030400xx99xxxx 前庭機能障害　手術なし - - 5.24 - -
030240xx97xxxx 扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎　その他の手術あり - - 8.77 - -
030240xx01xxxx 扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎　扁桃周囲膿瘍切開術等 - - 7.28 - -
耳鼻咽喉科は入院が必要な扁桃炎等の症例が多く、腎炎関連の扁桃摘出の症例もあります。
循環器科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
050050xx99200x 狭心症、慢性虚血性心疾患　手術なし　手術・処置等１ ２あり　手術・処置等２ なし　定義副傷病 なし 16 4.69 3.22 0 71.38
050050xx02000x 狭心症、慢性虚血性心疾患　経皮的冠動脈形成術等　手術・処置等１ なし、１,２あり　手術・処置等２ なし　定義副傷病 なし - - 4.71 - -
050050xx99100x 狭心症、慢性虚血性心疾患　手術なし　手術・処置等１ １あり　手術・処置等２ なし　定義副傷病 なし - - 3.06 - -
050130xx99000x 心不全　手術なし　手術・処置等１ なし　手術・処置等２ なし　定義副傷病 なし - - 17.95 - -
050030xx97000x 急性心筋梗塞（続発性合併症を含む。）、再発性心筋梗塞　その他の手術あり　手術・処置等１ なし、１あり　手術・処置等２ なし　定義副傷病 なし - - 13.02 - -
循環器科では狭心症、慢性虚血性心疾患が多く、高齢者が多いため平均在院日数が長くなっています。
内科症例の3番目に多い心不全も循環器科の担当症例となっています。
眼科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
020250xx97xxxx 結膜の障害　手術あり - - 3.4 - -
020240xx97xxx0 硝子体疾患　手術あり　片眼 - - 7.01 - -
020200xx9700xx 黄斑、後極変性　手術あり　手術・処置等１ なし　手術・処置等２ なし - - 7.7 - -
100070xx97x110 ２型糖尿病（糖尿病性ケトアシドーシスを除く。）（末梢循環不全なし。）　手術あり　手術・処置等２ １あり　定義副傷病 あり　85歳未満 - - 24.6 - -
100080xx97x000 その他の糖尿病（糖尿病性ケトアシドーシスを除く。）（末梢循環不全なし。）　手術あり　手術・処置等２ なし　定義副傷病 なし　85歳未満 - - 6.8 - -
眼科では白内障の症例が多く、平成28年度は約200件の症例を扱っています。
（厚労省のデータ抽出の条件上、上記には記載しておりません。）
婦人科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
120250xx97x0xx 生殖・月経周期に関連する病態　手術あり　手術・処置等２ なし - - 4.64 - -
120070xx01xxxx 卵巣の良性腫瘍　卵巣部分切除術（腟式を含む。）　開腹によるもの等 - - 10.36 - -
120060xx01xxxx 子宮の良性腫瘍　子宮全摘術等 - - 10.05 - -
180010x0xxx0xx 敗血症（1歳以上）　手術・処置等２ なし - - 19.24 - -
120050xx01x0xx 絨毛性疾患　胞状奇胎除去術等　手術・処置等２ なし - - 2.5 - -
婦人科疾患では卵巣・及び子宮の良性腫瘍の症例が多くなっています。
初発の５大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード
初発 再発 病期分類
基準（※）		 版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 - - - - 1 7,6
大腸癌 - 13 - - - 1 7,6
乳癌 - - - - - 1 7,6
肺癌 - - 1 7
肝癌 - - - - - 1 7,6
※ 1：UICC TNM分類，2：癌取扱い規約
5大癌について初発患者と再発患者の患者数を示しています。
当院では胃癌、大腸癌の症例が多く、外科的手術及び化学療法治療を主に行っています。

※10未満の数値は、－（ハイフン）を記入しています。
成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード
患者数 平均
在院日数		 平均年齢
軽症 18 9.06 51.33
中等症 181 12.74 80.52
重症 41 13.71 87.61
超重症 - - -
不明 - - -
成人の市中肺炎につき、重症度別患者数、平均在院日数、平均年齢を示しています。
患者数が多いのは中等症です。重症度 が上がると平均在院日数が長くなっています。 
また、軽症の患者さんの平均年齢が 51歳であるのに対し、重症度が高くなると年齢も80歳以上となっており
高齢になるにつれ重症化しています。

※10未満の数値の場合は－（ハイフン）を記入しています。
脳梗塞のICD10別患者数等ファイルをダウンロード
ICD10 傷病名 発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
G45$ 一過性脳虚血発作及び関連症候群 3日以内 27 7 72.89 7.41
その他 - - - -
G46$ 脳血管疾患における脳の血管(性)症候群 3日以内 - - - -
その他 - - - -
I63$ 脳梗塞 3日以内 123 20.46 73.72 38.46
その他 20 23 75.3 7.69
I65$ 脳実質外動脈の閉塞及び狭窄，脳梗塞に至らなかったもの 3日以内 - - - -
その他 - - - -
I66$ 脳動脈の閉塞及び狭窄，脳梗塞に至らなかったもの 3日以内 - - - -
その他 - - - -
I675 もやもや病<ウイリス動脈輪閉塞症> 3日以内 - - - -
その他 - - - -
I679 脳血管疾患，詳細不明 3日以内 - - - -
その他 - - - -
脳梗塞の病型別の患者数、平均在院日数、平均年齢、転院率を示しています。
当院では発症日か ら 3 日以内の急性期脳梗塞が多く、平均年齢は 73 歳と高齢者の方が多くなっています。
また、リハビリ施設への転院が多くなっています

※10未満の数値の場合は、－（ハイフン）を記入しています。
診療科別主要手術別患者数等（診療科別患者数上位５位まで）ファイルをダウンロード
内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K5493 経皮的冠動脈ｽﾃﾝﾄ留置術(その他) 43 6.95 7.93 4.65 70.63
K688 内視鏡的胆道ｽﾃﾝﾄ留置術 34 3.62 21.15 14.71 77.26
K7211 内視鏡的大腸ﾎﾟﾘｰﾌﾟ･粘膜切除術(長径2cm未満) 等 25 4.4 6.32 4 68.84
K654 内視鏡的消化管止血術 20 2 11.35 15 65.25
K610-3 内ｼｬﾝﾄ設置術 16 22.69 30.25 6.25 66.75
心筋梗塞や狭心症に対する経皮的冠動脈ステント留置術の症例数が多くなっています。
胆道疾患に対して行われる内視鏡的胆道ステント留置術の症例数が次に多くなっています。
外科的手術より負担の少ないため高齢の患者さんが多く、結石除去を行ったりするため平均術後日数が長くなっています。
外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K718-21 腹腔鏡下虫垂切除術(虫垂周囲膿瘍を伴わないもの) 36 0.22 3.19 0 33.17
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 30 0.97 4.6 3.33 62.63
K6335 鼠径ﾍﾙﾆｱ手術 26 0.96 1.81 3.85 35.15
K610-3 内ｼｬﾝﾄ設置術 - - - - -
K5131 胸腔鏡下肺切除術(肺嚢胞手術(楔状部分切除)) - - - - -
外科は、北部医療圏で救急診療を行っているため、虫垂炎や胆嚢炎の急性疾患に対する手術が多くなっています。
鼠経ヘルニア手術は小児から高齢者の幅広い年齢の患者様に行っており、次に多くなっています。
整形外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K0461 骨折観血的手術(大腿) 等 80 1.89 31.09 57.5 76.94
K0462 骨折観血的手術(前腕) 等 30 1.17 12.47 3.33 53.77
K0811 人工骨頭挿入術(股) 25 2.84 32.68 92 83.2
K0483 骨内異物(挿入物を含む)除去術(前腕) 等 17 0.12 2.53 0 51.53
K0482 骨内異物(挿入物を含む)除去術(上腕) 等 13 0.85 12.69 7.69 33.46
整形外科では、高齢の患者さんの大腿骨 骨折の手術が多く、在院日数が比較的長く、転院率も高くなっています。
また、救急診療を行っているため、骨折などの外傷疾患も多くなっています。
眼科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K2821ﾛ 水晶体再建術(眼内ﾚﾝｽﾞを挿入する場合)(その他) 198 1 1.02 1.01 72.8
K2801 硝子体茎顕微鏡下離断術(網膜付着組織を含む) 13 1.23 3 0 68.23
K224 翼状片手術(弁の移植を要する) - - - - -
K279 硝子体切除術 - - - - -
K2802 硝子体茎顕微鏡下離断術(その他) - - - - -
眼科では、白内障に対する手術である水晶体再建術が集計対象手術件数の約9割を占めます
続いて多いのは、硝子体茎顕微鏡下離断術です。増殖糖尿病網膜症や網膜剥離、黄斑円孔などの網膜硝子体疾患に対する手術です。
泌尿器科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K783-2 経尿道的尿管ｽﾃﾝﾄ留置術 70 1.24 4.43 2.86 76.06
K8036ﾛ 膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)(その他) 14 1 6.86 0 67
K7981 膀胱結石摘出術(経尿道的手術) - - - - -
K836 停留精巣固定術 - - - - -
K821 尿道狭窄内視鏡手術 - - - - -
泌尿器科で最も多い手術は経尿道的尿管ステント留置術です。
膀胱悪性手術 経尿道的手術は膀胱癌に対する手術です。
産科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K8981 帝王切開術(緊急帝王切開) 53 3.13 8.4 1.89 30.28
K8982 帝王切開術(選択帝王切開) 29 4.9 6.9 0 31.55
K893 吸引娩出術 - - - - -
K9061 子宮頸管縫縮術(ﾏｸﾄﾞﾅﾙﾄﾞ法) - - - - -
K897 頸管裂創縫合術(分娩時) - - - - -
帝王切開術（緊急帝王切開）、次いで帝王切開術（選択帝王切開）の件数が多くなっています。
緊急帝王切開の方が平均術後日数が長くなっています。
脳神経外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K164-2 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術 19 1.68 11.79 15.79 77.63
K1643 頭蓋内血腫除去術(開頭)(脳内) 12 0.25 40.92 91.67 63.5
K1742 水頭症手術(ｼｬﾝﾄ手術) - - - - -
K1642 頭蓋内血腫除去術(開頭)(硬膜下) - - - - -
K1692 頭蓋内腫瘍摘出術(その他) - - - - -
脳神経外科で多い術式は、慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術です。緊急の血腫除去術が多いため術前が短く術後が長くなってます。
高齢の患者さん多く、リハビリ施設への転院が比較的多いです。
耳鼻咽喉科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K3772 口蓋扁桃手術(摘出) 16 1 6.63 0 30.13
K368 扁桃周囲膿瘍切開術 - - - - -
K340-4 内視鏡下鼻･副鼻腔手術2型(副鼻腔単洞手術) - - - - -
K287 先天性耳瘻管摘出術 - - - - -
K347 鼻中隔矯正術 - - - - -
耳鼻咽喉科の手術で多いのは、扁桃炎に対する口蓋扁桃摘出術です。
婦人科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K861 子宮内膜掻爬術 - - - - -
K877 子宮全摘術 - - - - -
K8881 子宮附属器腫瘍摘出術(両側)(開腹) - - - - -
K860 腟壁形成手術 - - - - -
K911 胞状奇胎除去術 - - - - -
婦人科で行う手術には子宮内膜掻爬術、子宮全摘術などがあります。
循環器科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K5493 経皮的冠動脈ｽﾃﾝﾄ留置術(その他) 11 2.55 3.18 9.09 67.09
K616 四肢の血管拡張術･血栓除去術 - - - - -
K5491 経皮的冠動脈ｽﾃﾝﾄ留置術(急性心筋梗塞) - - - - -
K5461 経皮的冠動脈形成術(急性心筋梗塞) - - - - -
K5492 経皮的冠動脈ｽﾃﾝﾄ留置術(急性心筋梗塞) - - - - -
循環器科では、心筋梗塞や狭心症に対する経皮的冠動脈ステント留置術が多くなっています。
（当院では内科に循環器科、腎臓内科、消化器科が含まれるため、内科の1位にも同じ手術が挙がっています。）
小児科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K7151 腸重積症整復術(非観血的) - - - - -
K653-3 内視鏡的食道及び胃内異物摘出術 - - - - -
K6021 経皮的心肺補助法(初日) - - - - -
K1641 頭蓋内血腫除去術(開頭)(硬膜外) - - - - -
K1641 頭蓋内血腫除去術(開頭)(硬膜外) - - - - -
小児救急医療を行っているため、腸重積症等の緊急を要する手術や、
異物誤飲等に対する内視鏡的摘出術も行っています。
その他（ＤＩＣ、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率）ファイルをダウンロード
DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 - -
異なる - -
180010 敗血症 同一 37 0.68
異なる 104 1.92
180035 その他の真菌感染症 同一 - -
異なる 11 0.2
180040 手術・処置等の合併症 同一 23 0.43
異なる - -
最も医療資源を投入した傷病名が播種性血管内凝固症候群、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症症例を示しています。

敗血症は糖尿病や、腎疾患等の基礎疾患がある患者さんが発症する場合が多いとされており、
当院でも基礎疾患を持つ患者さんが肺炎、尿路感染症、胆管炎等で入院後、全身状態が悪化し重症となった症例がほとんどです。

手術・処置等の合併症の患者さんの多くは透析患者です。シャント不全で手術目的で入院してきた患者さんです。


※10未満の数値の場合は、－（ハイフン）を記入しています。
更新履歴
2017/9/28
更新