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循環器内科後期研修

県立北部病院循環器内科後期研修




初期研修

 当院を初期研修2年させていただきました。大学の先輩が研修していたときに、学生(6年の夏)で
病院見学をさせて頂きました。そのとき1週間ぐらい病院に寝泊りし、先輩の当直もつき合わされました。
いろいろある研修病院のなかでこれほど多種多様な患者を診ることができ、自由な研修が行なえて、
さらに他科との垣根の低い(医局のとなりにある休憩室は他の科の先生たちとゆんたくの場となっており、
困った患者さんの相談を気軽にコンサルトできます)病院はないのではないかと思いました。



後期研修

 初期研修をしていくなかで、私は将来の進路をはっきり決められていませんでした。そんな当院での
初期研修を通して興味をもったのが、循環器内科でした。心電図異常や呼吸苦のある患者さんで、
診療に困ったときに気軽に相談を受けてくださり、夜間や休日、虚血性心疾患が疑われる患者さんが
来たときにはすぐに駆けつけ、適切な診断や緊急治療を行ってくれる。そんな頼りがいのある
循環器内科医に憧れ、2007年度より2年間をシニアレジデントとして、平辻先生(下中央)、
宮城先生(下左)のもと循環器内科の後期研修をさせていただきました。



県立北部病院後期研修プログラムの特徴

 当院の後期研修プログラムの特徴は、その選択の自由さと充実した内科疾患を豊富に経験できることです。内科は消化器内科、腎臓・内分泌内科、循環器内科を自由に選択できます。私は二年間を通して循環器内科を選択しました。もちろん他の科も自分の希望でローテーションが組めます。

<一般内科として>  循環器を選択しても、全ての内科疾患を入院患者としてみることもできます。週に2回の救急外来と週に1回一般外来が義務付けられていますが、基本的に入院となれば選択科以外の疾患を主治医として診ることになります。
 私が経験した珍しい疾患(ほんの一例ですが)としては、間質性肺炎と後天性血友病を起こした冠動脈三枝病変、へモトマトーシスにて汎血球減少をきたした統合失調症の症例、結核性腹膜炎の元いれずみ師、破傷風や好酸球性髄膜炎、(北部地区では多い)レプトスピラなどがあります。入院から外来フォローまで1人の患者さんを一貫してマネジメントすることができます。もちろん、専門施設に紹介が必要である患者さんは、時期を逸することなく速やかに搬送・転院をしています。一般内科として経験できる症例も申し分ないと思っています。

<循環器内科として>  虚血性心疾患、不整脈、軽症から重症心不全、ICU管理、IABPやPCPS使用患者などの診療、心エコー、トレッドミル検査、冠動脈CT検査などの検査を行っています。
 手技に関しては1年次から診断カテを年間約300例以上術者として施行、PCIは助手、ペースメーカー植え込み術年間10例を術者として施行、そのほとんどを中隔留置としています。

2年次後半(11月)からはPCI(術者)をスタート
循環器内科はスタッフが2名と私の計3名でかなり少人数です!!
しかし、その分手技に関して症例数は申し分ないと思います。

循環器志望の初期研修医のみなさんへ

 後期研修は初期研修と異なり、自分の専門を見据えた選択をすることになると思います。一般内科として、多種多様な症例を経験し、さらに1人の患者さんを初診から退院後も外来できるシステムは魅力的だと感じました。循環器内科として自分が術者として多くのカテーテル治療に携わることができることも研修の魅力の1つでした。(これほどの症例を経験できる施設はないかもしれません・・・ 人数が少ないので) しかし、それ以上に研修に対する自由度、自分たちで良い研修システムにして行こうという雰囲気があること、研修医をはじめスタッフみんなが熱心であることが決め手でした。

是非、気軽に病院見学に来てみてください!!!

プロフィール
西山 佳孝

  • 2005年3月 獨協医科大学医学部卒業
  • 2005年4月より県立北部病院にて初期研修(2年間)
  • 2007年4月より県立北部病院内科(循環器)後期研修(2年間)
  • 2008年 内科認定医取得
  • 2009年4月より県立北部病院循環器内科

  • 今後も一般内科のできる循環器専門医を目指してがんばりたいとおもっています
    来春は救急専門医の取得を目指しています