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沖縄県立北部病院 産婦人科研修プログラム

研修医の皆様へ(2017年5月1日現在)

指導責任者 牧野康男

【初期研修医の皆様へのメッセージ】(2017年5月1日現在)NEW
実習においては産婦人科研修に関するお願いを外来に掲示しておりますので、
やんばる地区の患者さんは若い医師の教育に理解をして頂き、
若い医師の教育に協力的です。

当院における2ヶ月間の研修では、5~10例の経腟分娩と、月に10数例の帝王切開が経験できます(第2助手や筋膜の結紮など)。

【産婦人科専攻医(後期研修医)の皆様へのメッセージ】(2017年3月1日現在)
2017年度産婦人科研修の案内を掲載いたしました。当院は指導医2名を要する
連携施設であり、本院の基幹施設は県外7施設( 北海道大学岩手医科大学
筑波大学東京女子医大昭和大学山口大学産業医大)、
沖縄本島2施設(琉球大学豊見城中央病院))と複数の基幹施設と提携しております。  当院での後期研修(産婦人科専攻医)は産科、婦人科(良性疾患)ならびに
女性医学を中心に、1~2年間の研修を行ないます。 残りの研修期間(1~2年間)は、本土にて研鑽をつむことも可能となっております。
詳細につきましては 2018年度産婦人科研修の案内のページを参照して頂きますようお願い致します。

【当院について】
沖縄県立北部病院は終戦直後の昭和21年に米軍により一般住民傷病者医療救護
施設として開設され、 現在は沖縄県北部地域(やんばる地区)10万人の住民の健康を
守るため、二次(三次)医療施設としての役割を担っております。
平成25年には地域医療支援病院に指定されたため、産婦人科外来は
完全紹介制となり、 合併症妊娠を含めた多くの症例を経験することができます。

 また当院は、東京女子医大産婦人科の関連病院であり、希望があれば実習が
受けれます。

 専門医複数体制となり、分娩数が2014年の110件から、 2015年には約170件と急増したため、分娩の経験とともに帝王切開術における術者としても多くの研鑽を積むことができます。 さらに当院には近隣の離島から多くの患者さんが船で通院をしている
ことと、 生活習慣病、妊娠高血圧症候群や糖尿病合併妊娠などが多いため、
周産期専門医の研修施設と同等のレベルを学べるものと思います。

 また日本周産期新生児学会評議員を務める周産期母体・胎児専門医が2名、
産婦人科診療ガイドライン産科編2017委員会委員が1名在籍しているので、
最新の産科ガイドラインや、 各種産科合併症の知識について学ぶことができます。
婦人科疾患については良性腫瘍の管理・手術、 思春期や更年期を中心とした
女性医学に関する幅広い知識が習得できるように当科をローテーションして
たくさんの経験をして欲しいと思います。

指導医数 日本産科婦人科学会指導医2名(日本産科婦人科学会専門医3名)
日本周産期・新生児学会指導医(母体・胎児専門医2名)
外来・新入院患者数(2015年) 外来患者 298名(産婦人科 298名)(1ヶ月平均 24.8名)
新入院患者 231名(産婦人科 231名(1ヶ月平均 19.3名)
手術件数 約11件/月(産科9件、婦人科2件)
分娩件数 約15件/月
経験できる疾患 妊娠関連疾患、子宮筋腫、卵巣嚢腫、子宮外妊娠、膣炎、ホルモンの各種異常など
一般産婦人科臨床で 遭遇するほとんどの疾患を経験することができます。
不妊症の専門診療(体外受精)および進行婦人科癌の診療は行っていません。
経験できる手技
  1. 婦人科内分泌検査・・・基礎体温測定、腟細胞診、頸管粘液検査、
    ホルモン負荷テスト、 各種ホルモン測定、子宮内膜検査

  2. 不妊(症)検査・・・基礎体温測定、卵管疎通性検査(通気、通水、通色素、
    子宮卵管造影)、 精子頸管粘液適合試験(Huhnerテスト)、精液検査、子宮鏡、腹腔鏡、子宮内膜検査

  3. 癌の検査・・・子宮腟部・頸部・内膜をはじめとする細胞診、コルポスコピー、Schillerテスト、組織診、 RI検査、CT、MRI、腫瘍マーカー測定

  4. 絨毛性疾患検査・・・基礎体温測定、ホルモン測定(絨毛性ゴナドトロピン
    その他)、胸部X線検査、 超音波診断、骨盤動脈造影

  5. 感染症の検査・・・一般細菌、原虫、真菌検査、免疫学的検査(梅毒血清学的
    検査、HBs抗原検査、HCV抗体検査、 HTLV-I検査、HIV検査、風疹抗体、
    トキソプラズマ抗体、淋菌DNA、クラミジアDNA・抗体検査など)、 血液像、
    生化学的検査

  6. 放射線学的検査・・・骨盤計測(入口面撮影、側面撮影)、子宮卵管造影、
    腎盂撮影、膀胱造影、骨盤血管造影、 リンパ管造影、レノグラフィー、
    シンチグラフィー、骨・トルコ鞍・胸部・腹部単純撮影法、CT、MRI、RI検査

  7. 内視鏡検査・・・コルポスコピー、腹腔鏡

  8. 妊娠の診断・・・免疫学的妊娠反応、超音波検査(ドップラー法、断層法)

  9. 生化学的・免疫学的検査

  10. 超音波検査・・・ドップラー法:胎児心拍聴取、断層法:骨盤腔内腫瘤
    (子宮筋腫、子宮内膜症、卵巣腫瘍その他)、 胎嚢、胎児頭殿長、
    児頭大横径、胞状奇胎、胎盤付着部位、多胎妊娠、胎児発育、
    胎児形態異常の診断、 子宮頸管長、Biophysical Profile Score (BPS)、
    Amniotic Fluid Index (AFI)、血流ドップラー法

  11. 出生前診断・・・胎児well-being診断、胎児形態異常診断

  12. 分娩監視法・・・陣痛計測、胎児心拍数計測、血液ガス分析


経験できる手術
産婦人科後期研修医に必要な手技を満遍なく習得することが可能です。

(術者として)
  • 婦人科: 腹式単純子宮全摘出術、腟式単純子宮全摘出術、子宮筋腫
    核出術、 子宮腟部円錐切除術、子宮頸管形成術、 頸管ポリープ切除術、
    子宮脱手術、付属器摘出術、卵巣腫瘍核出術(切除術)、卵管避妊手術、
    Bartholin腺手術(造袋術、摘出術)、 陳旧性会陰裂傷形成術、
    皮膚腫瘤生検術

  • 産科: 会陰切開・縫合術、腹式帝王切開術、子宮内容除去術、子宮頸管
    縫縮術・抜環術、 妊娠合併卵巣腫瘍核出術(切除術)、産褥



(助手として)
  • 婦人科: 腹式単純子宮全摘出術、腟式単純子宮全摘出術、子宮筋腫
    核出術、 子宮腟部円錐切除術、子宮頸管形成術、 頸管ポリープ切除術、
    子宮脱手術、付属器摘出術、卵巣腫瘍核出術(切除術)、卵管避妊手術、
    Bartholin腺手術(造袋術、摘出術)、陳旧性会陰裂傷形成術、
    腹腔鏡下腹腔内観察、 腹水穿刺術、皮膚腫瘤生検術

  • 産科: 会陰切開・縫合術、吸引遂娩術、骨盤位牽出術、腹式帝王切開術、
    子宮内容除去術、子宮頸管縫縮術・抜環術、妊娠合併卵巣腫瘍核出術
    (切除術)、産褥


学会認定施設 日本産科婦人科学会連携型専攻医指導施設(2017年度)
日本周産期・新生児学会専門医研修施設NEW

<研修施設>
病院敷地内にあるレジデントハウスにて生活して頂きます。平成27年度5月に完成し、
2LDK(洗濯機、冷蔵庫、レンジ等完備)です。