当院小児科の役割

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当院小児科は、沖縄県北部地区唯一の小児急性期病院で、地域拠点病院として一般外来と救急外来を行っています。
小児病棟、NICU病棟があり、地域のクリニックや名護療育医療センター(重度心身障害児者施設)、また、中南部の3次医療施設などとの連携を密に取りながら、診療を行っています。

診療体制

<小児の救急室受診について>

当院通院中ではない緊急性がない方が紹介状をもたずに当院を受診した場合、24時間 土日休日かかわらず「選定療養費として 7000 円徴収」せざるを得なくなりました。緊急性がない場合は、日中かかりつけ医の受診をお願いします

ただし、 以下の場合は迷わず受診してください

1) 生後 3 か月未満
2) 息苦しい場合 咳で眠れない、夜間 咳で何度も目が覚める場合
3) 呼吸の仕方がおかしいと感じる場合、呼吸が異常に早い場合や異常に遅い場合
4) けいれんや意識状態が悪い(反応がない、視線があわないなど)場合
5) アナフィラキシーが疑われる場合
6) 顔色が悪い場合
7) ぐったりして元気がない場合
8) 少量ずつ飲まそうとしても、水分を 6~7 時間以上ほとんどとれずにいる場合
9) 嘔吐が始まってから、6~7時間たっても収まる様子がない場合
10) 半日以上 排尿がない場合
11) 腹痛のため眠れない場合
12) 免疫抑制剤内服中や心疾患があるなどで、感染症にとくに注意が必要な場合
13) ボタン電池、磁石、とがったもの、薬品などを誤飲した場合
14) 頭部のけがで、嘔吐があったり、異常に長く眠っていたりする場合
15) その他 普段と比べ、明らかに様子がおかしいと感じる場合

<救急医療>

24時間365日対応の体制を、この何十年 一日も休まず維持してきました。夜間であっても具合の悪い児へは、速やかに対応し入院できるように努力しています。
緊急性の低い検査や処方に関しては、救急室では極力行わないことを原則としておりますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。

<救急医療>

24時間365日対応の体制を、この何十年 一日も休まず維持してきました。夜間であっても具合の悪い児へは、速やかに対応し入院できるように努力しています。
緊急性の低い検査や処方に関しては、救急室では極力行わないことを原則としておりますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。

<新生児医療>

当院産婦人科、近隣産婦人科との協力体制を大切にしています。「やんばる周産期カンファ」と称して、年に数回の近隣産婦人科、当院産婦人科・小児科、地域の保健師さんなどとの勉強会を開いています。NICU(新生児集中治療室)を6床有しており、32週・1500g以上の未熟児をはじめ、新生児疾患全般に対応しています。呼吸窮迫症候群、新生児一過性多呼吸、胎便吸引症候群、気胸/気縦隔などの呼吸器疾患や、新生児感染症、無呼吸発作、新生児黄疸、新生児低血糖、新生児発作、新生児メレナ、消化管閉鎖など、すべての疾患への初期対応をおこないます。 高度特殊医療が必要な新生児や先天性心疾患に対しては、初期対応ののち、沖縄県立南部医療センター・こども医療センターや県立中部病院などと連携していきます。

<一般小児診療>

小児循環器、悪性疾患をのぞく、ほぼすべての診療にあたります。高度特殊医療が必要な場合には、患者さんの最善の利益のため、琉球大学病院、南部医センター・こども医療センターなどと連携し診療していきます。

  • 呼吸器疾患
  • 神経疾患
  • アレルギー疾患
  • 腎疾患
  • リウマチ・膠原病
  • 血液・腫瘍
  • 内分泌・代謝疾患
  • 消化器疾患
  • 先天異常

細気管支炎、肺炎、気管支炎、クループ症候群、喉頭軟化症など

てんかん、熱性痙攣、脳炎脳症など

気管支喘息、食物アレルギー、アレルギー性鼻炎、新生児-乳児消化管アレルギー、アナフィラキシーなど

ネフローゼ症候群、急性腎炎症候群、紫斑病性腎炎、低形成腎、IgA腎症、膀胱尿管逆流症、水腎症、尿路感染症など

全身性エリテマトーデス、川崎病、IgA血管炎、自己炎症性疾患など

鉄欠乏性貧血、自己免疫性血小板減少性紫斑病、血友病など

糖尿病、成長ホルモン分泌不全性低身長症、中枢性思春期早発症、甲状腺機能低下症、甲状腺機能亢進症、副甲状腺機能低下症、Turner症候群

肥厚性幽門狭窄症、虫垂炎、胃腸炎

染色体異常や先天奇形など

<その他>

●人工呼吸器や気管内吸引、経管栄養や自己導尿などの医療的ケア児が、家庭の力だけでなく地域の力で健やかに過ごせるよう、保健所や行政機関、名護療育医療センター、訪問看護ステーション、そして学校などとの連携を密にとり、子どもたちの育ちの環境の改善に邁進しています。このチーム体制を維持するための月1回開かれる「ひびきの会」は、20年以上の歴史があります。

●虐待対応、特定妊婦、困難さを抱える家庭などの見守りを、地域の支援機関とともに行うため、家族支援会議を月7~8回行っています。

●やんばるの子ども達が安心して過ごせるよう、小児科医師はチームで、そして当院小児科は地域の中のチームの一員として診療にあたります。困りごとごとがあれば 遠慮なくご相談してください。

<小児科医師募集>

人口約13万人を有する沖縄県北部地域の一般小児における唯一の入院施設を持った基幹病 院として、また1次から2.5次までの小児救急を担う「とりで」となる医療機関として、子ども達の心や身体についての疾患に幅広く対応しています。NICU6床を有し、在胎32週以降、1500g以上の新生児対応も行っており、産科や近隣医療機関と連携を取りながら地域周産期医療の一役を担っています。行政機関や地域開業医とも密に連携を取り、身体的、社会的ハイリスク児の早期発見に力を注ぐとともに、関係機関との「連携の要」となり、子ども達の健やかな成長を見守る大きな役割を果たしています。出生率が全国一位である沖縄県にあり、また内地や海外からの旅行者への対応も含め、症例数は非常に豊富で、疾患も多岐に渡っているため、小児科医としての知識やスキルのレベルアップが望めます。重症患者や当院で治療に難渋するケースについては、こども医療センターや琉球大学病院、県立中部病院NICUなどの高度医療機関とも連携をとりながら治療を行っています。また次世代の小児医療の担い手育成のため、研修医教育にも力を注いでおり、研修医との日々のディスカッションやレクチャーなどを通じて、指導医としてのレベルアップも図れます。ワークライフバランスにも配慮し、シフト制を導入することで、当直明けの業務は基本的に免除となっています。週末には海や山など「やんばる」の自然を堪能することもでき、沖縄自動車道を利用し都市部へのアクセスも良好なため、イベントやショッピングなど充実した週末ライフを満喫することもできます。未来ある子ども達のために、自然あふれる、この「やんばる」の地で、私達とともにあなたの小児科医生活をさらに充実させてみませんか。

海外医療援助をしながら県立病院に勤務する小児科専門医の募集について

沖縄県病院事業局HP
https://byoinjigyokyoku.pref.okinawa.jp/recruit/1694660370/

医師

小児科部長
佐々木 尚美
(ささき なおみ)
名古屋大学卒業
小児科専門医
臨床研修指導医
一言
このやんばるの地で様々な患者さんや家族の方々から多くのことを学ばせてもらい、
当院での勤務が20年以上となった今、たくさんの恩返しをしなければいけない立場になりました。
医師という切り口から、「子どもたちの生きる力が大切にされる社会の実現」に貢献したいとの思いから、ひとりひとりの子どもや家族を大切にするために、地域の多機関連携が要ととらえて活動しています。
2019年度から小児科部長に加え、医療部長という役職をつとめることになり、医師やコメディカルをはじめ、チーム医療や病院のシステム改善にも奔走する日々です。
力をいれている診療
一般小児科
小児腎臓
家族支援
子ども虐待
小児科部長 佐々木 尚美
(ささき なおみ)
名古屋大学卒業
小児科専門医
臨床研修指導医
一言
このやんばるの地で様々な患者さんや家族の方々から多くのことを学ばせてもらい、
当院での勤務が20年以上となった今、たくさんの恩返しをしなければいけない立場になりました。
医師という切り口から、「子どもたちの生きる力が大切にされる社会の実現」に貢献したいとの思いから、ひとりひとりの子どもや家族を大切にするために、地域の多機関連携が要ととらえて活動しています。
2019年度から小児科部長に加え、医療部長という役職をつとめることになり、医師やコメディカルをはじめ、チーム医療や病院のシステム改善にも奔走する日々です。
力をいれている診療
一般小児科
小児腎臓
家族支援
子ども虐待
医師
岩井 剛史
(いわい たけし)
琉球大学卒
小児科専門医
コンサータ登録医師
一言
患者さん本人とご家族の良き伴走者になれればと思っております。
よろしくお願い致します。
医師 岩井 剛史
(いわい たけし)
琉球大学卒
小児科専門医
コンサータ登録医師
一言
患者さん本人とご家族の良き伴走者になれればと思っております。
よろしくお願い致します。
医師
比嘉 詠美
(ひが えみ)
一言
北部地区のこども医療に貢献したいと思います。
医師 比嘉 詠美
(ひが えみ)
一言
北部地区のこども医療に貢献したいと思います。
医師
竹川 賢太郎
(たけかわ けんたろう)
秋田大学卒
家庭医療専門医
総合心療専門研修特任指導医
臨床研修指導医
一言
沖縄に来て9年になります。北部地域の皆様、よろしくお願いします。小児科医は誰もが総合診療医で、子供のカラダや家族のこと、将来のことなど、いろいろ考え、勉強しながら成長すると言われています。皆さんの元でまだまだ小児科医として総合診療医として成長したいと思います。仲良くしてください。
医師 竹川 賢太郎
(たけかわ けんたろう)
秋田大学卒
家庭医療専門医
総合心療専門研修特任指導医
臨床研修指導医
一言
沖縄に来て9年になります。北部地域の皆様、よろしくお願いします。小児科医は誰もが総合診療医で、子供のカラダや家族のこと、将来のことなど、いろいろ考え、勉強しながら成長すると言われています。皆さんの元でまだまだ小児科医として総合診療医として成長したいと思います。仲良くしてください。
医師
照屋 勝
(てるや まさる)
琉球大学卒
一言
2024年4月から県立北部病院に赴任しました。
料理、お菓子作り、イラスト、折り紙など創作活動が好きです。
医師 照屋 勝
(てるや まさる)
琉球大学卒
一言
2024年4月から県立北部病院に赴任しました。
料理、お菓子作り、イラスト、折り紙など創作活動が好きです。
医師
中村 早希
(なかむら さき)
琉球大学卒
一言
まだまだ小児科医として未熟な所もあると思いますが、精一杯頑張ります。
よろしくお願いします。
医師 中村 早希
(なかむら さき)
琉球大学卒
一言
まだまだ小児科医として未熟な所もあると思いますが、精一杯頑張ります。
よろしくお願いします。
医師
島袋 恵
(しまぶくろ めぐみ)
信州大学卒/昭和60年度
一言
自然の中を歩いたり、植物観察するのが好きで、北部病院勤務を楽しみに移動しましたが、そのころから家族の高齢化による影響が大きなくなり、ほとんど北部の自然を味わえずに来年退職を迎えます。しかし、病院周囲の桜やイジュの花他、緑の草木を見ながら通勤出来て、嬉しかったです。
多くの患者様やそのFamily、職場の方々との出会いも感謝します。
God bless you!
医師 島袋 恵
(しまぶくろ めぐみ)
信州大学卒/昭和60年度
一言
自然の中を歩いたり、植物観察するのが好きで、北部病院勤務を楽しみに移動しましたが、そのころから家族の高齢化による影響が大きなくなり、ほとんど北部の自然を味わえずに来年退職を迎えます。しかし、病院周囲の桜やイジュの花他、緑の草木を見ながら通勤出来て、嬉しかったです。
多くの患者様やそのFamily、職場の方々との出会いも感謝します。
God bless you!
医師
金城 舞
(きんじょう まい)
琉球大学卒
NCPRプロバイダー
PALSプロバイダー
一言
患者さんとご家族のサポートを精一杯つとめさせていただきます。
医師 金城 舞
(きんじょう まい)
琉球大学卒
NCPRプロバイダー
PALSプロバイダー
一言
患者さんとご家族のサポートを精一杯つとめさせていただきます。