心臓血管外科


心臓血管外科ホットライン

はじめに

心臓血管外科スタッフ

左から阿部医師、宗像医師、山里医師

当科は2017年4月から全く新しい体制(心臓血管外科専門医2人を含む3人のスタッフ医師)にて診療を開始させていただきました。


 新体制開始以降、胸部心臓血管開心術/末梢血管手術ともにチーム一丸となって症例数も重ねさせていただいており、以前にも増して良好な治療成績を残しております。しかしながら依然としてすべての症例に対して満足いく治療が提供出来ておりません。 今後もさらに一層信頼されるべくスタッフ一同さらに精進していく覚悟ですし、患者様の不安を少しでも軽減し家族がより満足していただけるよう、心の通った丁寧な治療を心がけてまいります。


 地域の先生の方々、緊急症例であれば24時間365日、ホットライン(070-5814-9676)でいつでも対応しておりますし、診断・治療に難渋する症例でも全く構いませんので、どうぞお気軽に当科外来(宗像/火・金、阿部/水)にご相談ください。当方にて積極的に検査等行い期待に添えるよう尽力してまいります。


診療科の紹介

診療科の特徴

 当科の対象症例は多岐にわたり、弁膜症や冠動脈疾患を含む心臓疾患はもちろんのこと、膝下の末梢血管病変から大動脈解離などの大血管疾患までほぼすべての成人心臓血管外科疾患から、増加傾向にある成人先天性心疾患までの治療を行なっております。さらに近年は患者様のQOLを重視した低侵襲手術(MICS: minimally invasive cardiac surgery)の提供も必要不可欠で、以前より取り組んでいた大動脈や大動脈弁疾患の適応症例の拡大だけでなく、僧帽弁症例などにも導入しております。
 また放射線科との連携体制強化のもと、末梢血管に対して外科治療と血管内治療を同時に行うHybrid治療にもさらに力を入れており、腹部大動脈瘤や胸部大動脈瘤のステントグラフト内挿術も積極的に施行しています。以前より行われていた急性大動脈解離や胸部大動脈瘤に留まらず、自己弁温存基部置換術や胸腹部大動脈瘤などにおいても今回新たな治療方針や手術方法を導入しており、今まで以上の良好な手術成績を残していますし、致死率が高く難治性の高い大動脈食道瘻や透析、大動脈石灰化、高齢などに付随する高度僧帽弁輪石灰化症例なども様々な工夫で積極的に手術介入しています。
 一方で補助人工心臓や重症心不全などの特殊な疾患は、施設集約や人員配置の観点からも琉球大学を主としながら可能な部分では補佐し、援助していただく立場が最善と考えております。当院、当科は植込型補助人工心臓管理施設として当院循環器内科及び琉球大学と密に連絡を取り合い、県全体の中での心不全治療の役割が果たせればと思っております。
 最後に当院は沖縄県内数カ所に存在する心臓血管外科基幹施設の一つとして、臨床現場に力を入れるのは当然のこと、魅力ある心臓血管外科学を少しでも若手医師にふれてもらい、沖縄発世界レベルの心臓外科医の育成の一翼を担えればと思っています。それには学会活動、論文報告、臨床研究も必要不可欠で、実際急性大動脈解離の術前灌流障害合併症例に対する早期灌流による臓器救済システムの導入や、出血傾向を有する症例でのnafamostat mesilate併用による体外循環の確立など、新たに様々な臨床研究も着手しております。今後もチーム全体で積極的に行っていければと考えています。


2017年度1年間の開心術症例の報告

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スタッフ医師紹介

神戸大学大学院医学研究科外科学講座心臓血管外科学教室と連携し、人員の確保や交流を行っております。


宗像 宏 宗像 宏 (むなかた ひろし) :診療科/施設修練責任者

2001年3月~ 順天堂大学医学部卒業
2001年4月~ 順天堂大学病院にて外科研修
2003年6月~ 神戸大学大学院医学系研究科呼吸循環器外科 医員
2004年2月~ 沖縄県立那覇病院 心臓血管外科 常勤医師
2005年6月~ 神戸大学大学院医学系研究科呼吸循環器外科 医員
2008年4月~ 神戸大学大学院医学研究科外科学講座 心臓血管外科学 助教
2011年5月~ ドイツ デュッセルドルフ大学心臓外科
リサーチ&クリニカルフェロー
2013年4月~ 沖縄県立南部医療センター・こども医療センター 心臓血管外科
《取得資格》
  医師免許(2001年)
医学博士(2011年、神戸大学:急性大動脈解離の脳合併症)
ドイツ医師免許(2012年、ノルトライン=ヴェストファーレン州)
日本外科学会専門医(2007年)、指導医(2016年)
日本心臓血管外科学会専門医(2009年)、国際会員(2013年)、修練指導医(2014年)
《専門分野》
成人心臓血管外科全般 特に大動脈手術や弁形成術
《コメント》
 私は神戸大学前大北教授の下で約8年間、その後ドイツで2年間心臓血管外科の専門領域を学び、2013年より当センターにて勤務しています。大好きな沖縄で一生懸命頑張っていきますので何卒よろしくお願いいたします。

阿部陛之 阿部陛之 (あべ のりゆき):心臓血管外科スタッフ

2006年3月~ 杏林大学医学部卒業
2006年4月~ 北海道大学病院にて外科初期研修
2007年4月~ 函館中央病院にて外科初期研修
2008年4月~ 静岡市立静岡病院にて外科後期研修(心臓血管外科専攻)
2011年4月~ 沖縄県立南部医療センター・こども医療センター 心臓血管外科
2015年4月~ 神戸大学大学院医学研究科外科学講座心臓血管外科学 大学院、特定助教
2017年4月~ 沖縄県立南部医療センター・こども医療センター 心臓血管外科
《取得資格》
  医師免許(2006年)
日本外科学会専門医(2013年)
日本心臓血管外科学会専門医(2016年)
腹部ステントグラフト実施医(2013年、Excluder)
胸部ステントグラフト施行医(2013年)
《専門分野》
成人心臓血管外科全般 特に大動脈手術、末梢血管、血管内治療
《コメント》
 いつも元気で高いモチベーションを持って、沖縄での仕事を行っていきたいと思います。他科とのチームワークでこれまでに学んできた知識と経験をもとに沖縄県民のために安全な医療を提供できるように頑張っていきます。

山里隆浩 山里隆浩 (やまざと たかひろ):心臓血管外科スタッフ

2005年3月~ 琉球大学医学部卒業
2005年4月~ 福岡新水巻病院にて外科初期研修
2008年4月~ 東京医療センターにて外科後期研修
2010年4月~ 福岡新水巻病院にて一般外科 医師
2011年4月~ 新武雄病院にて一般外科 医長
2012年4月~ 沖縄県立南部医療センター・こども医療センター 心臓血管外科
2014年4月~ 神戸大学大学院医学研究科外科学講座心臓血管外科学 大学院
2016年4月~ 沖縄県立南部医療センター・こども医療センター 心臓血管外科
《取得資格》
  医師免許(2005年)
日本外科学会専門医(2011年)
医学博士(2018年、神戸大学:大動脈食道瘻の手術戦略)
《専門分野》
成人心臓血管外科全般
《コメント》
 私はもともと一般外科を専攻していましたが、生死に直結する心臓外科への憧憬を断ち切れず、一念発起し心臓外科へ進みました。新体制の心臓外科で心機一転頑張ります。

大山詔子 大山詔子 (おおやま のりこ):外科後期研修医

2014年3月~ 産業医科大学医学部卒業
2014年4月~ 沖縄県立南部医療センター・こども医療センターにて外科初期研修
2016年4月~ 沖縄県立南部医療センター・こども医療センターにて外科後期研修
2017年4月~ 神戸大学大学院医学研究科外科学講座心臓血管外科学 医員 国内留学
2018年4月~ 沖縄県立八重山病院 一般外科 研修
《取得資格》
  医師免許(2014年)
《専門分野》
外科、成人心臓血管外科全般
《コメント》
 患者様の笑顔を糧に日々研鑽して参ります。

大北 裕 大北 裕 (おおきた ゆたか):テクニカルアドバイザー

1978年3月~ 神戸大学医学部卒業
1978年5月~ 天理よろづ相談所病院 レジデント
1986年1月~ 英国国立心臓病院外科 レジストラ
1989年1月~ 米国アラバマ大学心臓外科 フェロー
1990年1月~ 天理よろづ相談所病院 心臓血管外科
1993年9月~ 国立循環器病センター
1999年10月~ 神戸大学医学部外科学第二講座 教授
2018年4月~ 愛仁会 高槻病院 心臓・大血管センター長
2018年7月~ 沖縄県立南部医療センターこども医療センター 心臓血管外科
テクニカルアドバイザー
2015年10月~ 日本胸部外科学会 理事長 現在に至る
《取得資格》
  日本外科学会専門医・指導医
心臓血管外科専門医・修練指導医
循環器専門医

外来診療体制

月曜日 火曜日 水曜日 木曜日 金曜日
午前 開心術 宗像 阿部
血管内治療外来
開心術 宗像
午後 Hybrid治療 開心術or末梢血管

施設認定

神戸大学心臓血管外科ホームページ(http://www.med.kobe-u.ac.jp/geka2/staff.html
心臓血管外科専門医認定機構の基幹施設(http://cvs.umin.jp/inst_list/inst.html
植込型補助人工心臓の管理施設(https://www.jacvas.com/list/1/
胸部・腹部ステントグラフト実施施設(http://stentgraft.jp/pro/facilities/


2017年度の新たな取り組みとその結果

大血管疾患に対する低侵襲手術の適応拡大

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大血管においても低侵襲手術を望む声は多く、我々は積極的に導入し良好な結果を得ております。年齢は関係ありませんので、御紹介いただければ期待に添えるよう尽力します。


難治性の高い疾患に対する積極的手術介入

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いままでは外科治療適応外と考えていた症例、お困りの症例なども一度当方に気軽にご相談頂ければと思います。諦めずに最後まで最善の策を考えます。


急性A型大動脈解離の手術成績とその向上に向けて

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合併症を有する症例に対してもさらなる手術成績の向上を目指して日々精進しています。24時間365日いつでも当方まで連絡いただければ早急に対応いたします。


出血傾向を有する症例における開心手術適応の拡大

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出血のリスクがある症例でも当院では体外循環を工夫することで開心術を可能にしています。いかなる症例でも救急対応しますのでまずは連絡ください。


定期手術や冠動脈バイパス術はより一層安定した成績を追求しています。

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その他

心臓血管外科のプライベートホームページも是非のぞいてみてください

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南部医療センター・こども医療センター 心・血管グループ

こどもからおとなまで「大切な命を守り、県民に貢献する」病院の理念の下、2017年4月に南部医療センター・こども医療センター 心・血管グループを立ち上げています。当科もその一員としてその活動に幅広く関わっています。
第2回 地域連携公開講演会 は2018年5月18日(金)は無事盛況のうちに終了いたしました。
第3回は年末に予定していますので是非ご参加の程検討お願いします。

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