小児外科

はじめに

↑小児外科
金城 僚(右)

小児は成人の単なるミニチュアではないと言われています。
成人の内科に対応して外科があるように小児の内科すなわち小児科に対しても小児の外科である小児外科があります。
県内では小児外科の専門医が少なくまだ一般に知られていないのが現状です。
当院では数少ない小児外科専門・専従医が2名体制で小児内科・新生児科の先生たちと一緒に小児の外科全般を担当しています。
平成19年からは県内唯一の小児外科研修施設として小児外科医の育成に貢献しています。(現在は教育関連施設)
また手術に関しても小児麻酔の専門の先生が担当しますので、新生児期から安心して手術に望むことが出来ます。

概要

診療体制と主な設備

小児外科医 2名 ; 金城 僚(平成5年卒)、大城 清哲(平成24年卒)

週間スケジュール

外来 月曜日 午前 金城 僚
午後 金城 僚
水曜日 午前 大城 清哲
午後 仲間 司
木曜日 午後 仲間 司
金曜日 午後 大城 清哲
手術日 火曜日
木曜日
金曜日

診療の基本方針

小児の成長を考えて、可能な限り低侵襲な手術を心がけています。
小児科や麻酔科などの他科と協力しチーム医療を行います。

得意とする分野

  • 小児鼠径ヘルニアは日帰り手術を行い、これまで1,000例以上の症例の蓄積があります。
    ヘルニアの状態をみて腹腔鏡手術も行っています。
  • 漏斗胸は金属バーを用いるNuss手術を行い、現在まで70例以上の実績があります。
  • 子どもに優しい手術を念頭に、小児腹腔鏡手術を積極的に行っています。
  • 排泄管理:便秘や排泄困難な症例に肛門機能検査やバイオフィードバック法を用いた肛門訓練を積極的に行っています。
  • 消化管機能検査、胃十二指腸ファイバー、大腸ファイバー検査など、小児の消化管検査を専門的に行っています。
  • 虫垂炎:お子さんへの侵襲の少ない腹腔鏡下手術を第一選択とし、膿瘍のない場合は4日以内、膿瘍形成時でも14日程度の入院となっています。

主な検査

気管支鏡検査 先天的な気管の異常や異物に対して検査・治療を積極的に行います。
バイオフィードバック法による、肛門訓練 肛門機能検査と肛門括約筋の訓練を行います。
24時間pHモニター検査 胃食道逆流症を診断するための検査です。1泊して24時間の逆流の有無を検査します。

診療実績

平成28年度までの診療実績は以下のとおりです。

  • ※年度表記
H23 H24 H25 H26 H27 H28
総入院数 348 366 308 309 283 297
総手術数 392 427 362 356 344 331
新生児手術 30 20 28 26 23 23
腹腔鏡手術 28 28 22 34 23 46
胸腔鏡手術 5 4 2 4 3 2
 
鼡径ヘルニア 106 107 105 68 48 69
停留精巣 26 29 27 25 26 27
漏斗胸 3 4 2 1 2 2
臍ヘルニア 17 14 11 15 20 14
急性虫垂炎 13 12 16 24 14 8
横隔膜へルニア 1 0 0 1 0 2
臍帯ヘルニア 2 1 0 2 0 2
腹壁破裂 0 0 2 2 1 3
噴門形成術 6 6 1 3 1 1
食道閉鎖症 0 1 1 1 0 3
腸閉鎖症 3 2 0 1 2 2
腸穿孔 7 8 15 4 2 3
腸回転異常症 4 3 4 0 4 1
直腸肛門奇形 8 7 1 4 6 2
ヒルシュスプルング病 4 4 2 4 2 3
胆道閉鎖症 0 2 0 2 2 3
胆道拡張症 1 0 1 1 1 0
悪性腫瘍 13 15 7 6 7 6
水腎症・膀胱尿管逆流症 0 0 1 0 1 0
尿道下裂 1 2 4 6 4 4
腸重積手術 1 1 1 0 3 2
 
内視鏡検査 19 18 26 21 25 25
中心静脈カテーテル・ポート留置 43 41 29 26 24 35

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