各診療科部長よりメッセージ

当院初期研修・後期研修でこんなことができる!!!

救急科

  • ○ センター長(救急科部長)よりひとこと

    <初期研修医の皆さんへ>
     当院救命救急センターは、幅広い症例(新生児から高齢者、軽症から最重症、中毒・精神科救急等の特殊疾患)を受け入れる3次医療施設です。受入れ・搬送形態もwalk inから救急搬送、Dr.ヘリ搬送まで様々です。当施設での研修の利点は、たくさんの症例をともかく経験できることだと思います。
     経験値を上げる、場数を踏むことは、ある一定の期間、それも医師になって早い時期にあることがその後の医師人生に有利に働くのではないかと考えています。ただし、決して一人で放置されず、研修指導体制が整備されていることが条件です。当施設では、後期研修医と共に診療・処置を経験しスタッフ、専門医からの指導体制も整っています。

    <後期研修医の皆さんへ>
     当施設での初期研修はERを中心とした、ある意味たくさんの経験を積むことを重視したものであります。
     後期研修では、それに加えてICU管理を中心とした全身管理の基礎と各専門科での決定的治療を経験することを重視して研修してもらいます。一つの症例(重症例に限らず)を病態から深く掘り下げ、入院から退院・社会復帰までmanagementすることを学びます。
     ここで身に着けた知識・技術を沖縄県病院群の離島医療で発揮する機会も設けることが可能です。
  • ○ 副センター長(精神科部長)よりひとこと

     救命救急センターを受診される患者さんには精神的な問題を抱えた方が少なくありません。
    それは精神科疾患による自傷行為であったり、身体的な疾患を原因とする精神症状であったりします。
     当院精神科は身体・精神合併症の患者さんを対象とする精神病床5床を有しており、救命救急センターでは精神科と緊密に連携することによって、いかなる重症の患者さんであっても身体・精神両面からの治療を行う体制を整備しています。
     救急医は精神的な問題を抱えた患者さんを敬遠するようなことがあってはなりません。当院に勤務することでそのような患者さんへの初期的な精神科診療や院内精神科への的確なコンサルテーション、あるいは院外の精神科病院との連携にかかるスキルを身につけることができます。ぜひ私たちと一緒にオールラウンドな救命救急医療を目指しましょう。
  • ※活動ブログ「NMC救命救急センター ~ER&ICU~」

総合内科

  • <初期研修医の皆さんへ>
    1. 1年目: アドミッションノートを全例とる(例外なし)
      1. 主訴 現病歴 既往歴 ROS身体所見 プロブレムリスト アセスメント プラン(2年目以上の先生と立ててみる)
  • 2年目:admission noteのショートサマリー
    1. 上記に加えアセスメント 検査プラン 診断プラン 治療プラン 教育プラン 患者の社会心理的問題の抽出。初期研修で学ぶ当然の時間厳守、薬品会社との利益相反の指導含めプロフェッショナリズムの指導、当たり前のアドミッションノートの記載を徹底指導します(患者からお話を聞かなければ、背中がかゆい感じになるくらい!!、検査学から臨床学へ)。
      沖縄県医師会への学会発表、機会があれば内科地方会への発表、那覇市立病院との合同カンファレンスでの発表を行います。
  • <後期研修医の皆さんへ>
     自ら主体性を持ち、さまざまな疾患のケアを担当することにより、内科の幅広い領域における横断的な知識と技術および情報収集能力を体得させる。
    また、医療科学(EBM)と医療倫理(medical ethics)の両立をめざし、医師としての基本的態度と総合的判断力を身につけられます。
     基本的な医療統計の指導、内科地方会、内科学会総会、プライマリケア連合会総会、日本救急医学会総会での発表を指導します。

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呼吸器内科

  • <初期研修医の皆さんへ>
    ○主要な救急疾患(呼吸器内科分野)の対応が可能になります。(研修期間は、1か月程度)
    1. ・細菌性肺炎
    2. ・誤嚥性肺炎
    3. ・気管支喘息発作
    4. ・慢性閉塞性肺疾患の急性増悪
    5. ・肺がん患者の救急(発熱性好中球減少症、呼吸不全、がん性疼痛に対する麻薬投与など)
    ○病棟には、ほぼ常時、以下の疾患(状態)を持つ患者が入院しており、本人の能力に応じて、その対応を学ぶことが出来ます。
    1. ・進行肺がん
      (化学療法、放射線治療、喀血対応、疼痛のコントロール、胸膜炎の対応、他)
    2. ・慢性閉塞性肺疾患
    3. ・各種肺炎
    4. ・慢性呼吸不全
    5. ・精神疾患を伴う呼吸器病患者
    6. ・一般内科疾患(尿路感染症など)
    ○呼吸器内科で行う手技には、以下のものがあります。
    1. ・血液ガス検査
    2. ・人工呼吸器患者の管理
    3. ・喀痰塗抹検査
    4. ・6分間歩行試験
    5. ・胸腔ドレナージ・癒着術
    6. ・睡眠時無呼吸症候群の検査
    7. ・気管支鏡
    8. ・隔離病室での患者管理
    ○他科と協力して呼吸器内科が行っていること(例)
    1. ・他科からコンサルテーション依頼に対応(気管支鏡検査ほか)
    2. ・精神病床での患者対応
    3. ・肺がんの放射線化学療法
    4. ・気道出血や気道狭窄症例の対応(放射線科、外科、耳鼻科、ICU、ER、麻酔科ほか)
  • <後期研修医の皆さんへ>
    ○主要な呼吸器内科疾患について、主治医として対応していただきます。
     (研修期間は 、1~2ヵ月程度、呼吸器内科医志望者は後半に1年程度)
    1. ・細菌性肺炎
    2. ・誤嚥性肺炎
    3. ・気管支喘息発作
    4. ・慢性閉塞症肺疾患
    5. ・進行肺がん
    6. ・間質性肺炎
    7. ・肺結核(原則として、排菌がない患者)
    8. ・AIDS患者(症例があれば)
    9. ・一般内科疾患(後期研修医が担当した、救急または内科新患外来患者)
    ○呼吸器内科で行う手技には、以下のものがあります。
    1. ・人工呼吸器患者の管理
    2. ・喀痰塗抹検査
    3. ・胸腔ドレナージ・癒着術
    4. ・睡眠時無呼吸症候群の検査
    5. ・気管支鏡
    6. ・隔離病室での患者管理
    ○他科(他職種)と協力して呼吸器内科が行っていること(例)
    1. ・他科からコンサルテーション依頼に対応(気管支鏡検査ほか)
    2. ・精神病棟での患者対応
    3. ・肺がんの放射線化学療法
    4. ・気道出血や気道狭窄症例の対応(放射線科、外科、耳鼻科、ICU、ER、麻酔科ほか)
    ○離島勤務(3~4年目の1年間)
    研修の総仕上げとして、離島勤務があります(宮古病院または、八重山病院)。単独の常務呼吸器内科医として勤務となりますので、かなりハードです。必要に応じて当院のスタッフが応援しています(気管支鏡検査の支援、外来診療の支援、コンサルタントの派遣など)。
    ○認定施設
    当院は日本呼吸器学会の認定施設です。内科認定医取得後、当院にて所定の研修を受ければ、呼吸器内科専門医の受験資格が得られます。
    ○実績
    1. ・1名、後期研修を修了し、県立病院呼吸器内科として採用されています。内科認定医を取得しており、今後、呼吸器内科専門医を目指しているところです(女性)。

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整形外科

  • <初期研修医の皆さんへ>
    1. ・病棟マネージメントを後期研修医とともに経験してもらう。
       (朝・夕、2回のスタッフによる回診)
    2. ・小児整形外科症例も経験することが出来る。
    3. ・基本的手技(採血、ギプスカット)が出来るようになる。
  • <後期研修医の皆さんへ>
    1. ・基本的手技(ギプス固定、小児外科の術者を経験する事が出来る。
    2. ・病棟マネージメントを主体的に経験してもらう。
       (朝・夕、2回のスタッフによる回診)
    3. ・小児整形外科症例も経験することができる。

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脳神経外科

  • <初期研修医の皆さんへ>
    初期研修医は主に救急入院症例を通して、頭部CTやMRIの読み方、疾患の理解と治療方針の決定過程を理解してもらい、翌日からの救急診療で役立てるように努める。
     具体的には、脳卒中患者(主に脳出血)では、そのCT・MRIでの画像評価の仕方、その治療方針の決め方を指導医と一緒に診療することにより学び、また具体的な指示が出せるようにする。脳血管撮影などでの、動脈穿刺の仕方を学び実践できるようにする。
    頭部外傷患者では、頭蓋内損傷の解剖学的な位置の把握、保存的・手術的適応の判断の仕方などを症例を通して学んでもらう。また、慢性硬膜下血腫などの症例では、実際に指導医の下で執刀医を行ってもらい、手術手技に関しての知識を深めてもらう。
     その他、脳腫瘍や小児の患者にも接してもらい疾患の知識を深めてもらう。
  • <後期研修医の皆さんへ>
    後期研修医には脳神経外科学会の定めた研修目標に沿って習熟度に従って疾患の管理、手術計画、執刀を行ってもらう。術前術後のカンファランスを充実させて、治療方針の意味、手術の方法や意義を理解してもらう。
    具体的には、救急患者の受け入れから検査の指示と診断画像の読影、疾患に応じた治療適応の選択、診療入院の指示を出すことを習得してもらう。
    また、救急疾患以外の脳腫瘍や先天性疾患、脳血管障害の疾患の病態・画像所見などの知識を深めその治療適応や治療方法を提示でき、実際の治療に参加して治療チーム内で主体的に意見を述べることができる様にする。
    手技に於いては、脳血管撮影の意義・合併症などを理解し、安全に行う事ができる様にする。手術に於いては、顕微鏡手術以外の手術を指導医の下で執刀医として出来るようになり、更に顕微鏡手術への参加、手技の習熟度を深める様に指導していく。研修終了時には、緊急手術において執刀医が出来る事を目標とする。

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精神科

  • <初期研修医の皆さんへ>
     精神科での研修は2年目に4~5週間の必修です。当院には、全国でも数少ない身体合併症専門病棟があり、身体各科、救急科からのコンサルテーションを受けて、自殺未遂者対応や緩和ケア領域を含めて、精神科と身体科が適切に連携するためのスキルを習得できます。
     将来どの診療科に進むにしてもこの研修は損にはなりません。将来、入院患者さんの主治医になれば避けては通れないせん妄の対処にも自信がつきます。
  • <後期研修医の皆さんへ>
     当院は、全国でも数少ない身体合併症専門病棟5床を有し、県内唯一の精神科救急合併症対応施設に指定されています。このような環境にあって、コンサルテーション・リエゾン精神医学領域における研修を中心とした身体各科、救急科との連携による精神症状への対処や緩和ケアの実践について学ぶことができます。
     また県立精和病院での研修を組み合わせることで、精神科医療全般の理解を深め、精神科専門医、一般病院連携精神医学専門医(通称 精神科リエゾン専門医)、および精神保健指定医資格の取得が可能です。

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産婦人科

  • <初期研修医の皆さんへ>
     当院では、1年次初期研修医は全員2ヶ月間産婦人科をローテーションします。日本産科婦人科学会専門医の指導の下で、内診の仕方や胎児心拍モニタリングの見方など、産婦人科の基礎を勉強していただきます。
    具体的には、ERにて、妊娠・分娩・産褥に関連した救急患者を診察し、産科医に移管する必要性を判断できるようになること、また、女性急性腹症の患者を診察し、他科疾患と婦人科疾患の鑑別ができるようになることを目標とします。
     さらに追加選択ローテートする2年次研修医は、研修期間中に専門医の指導の下で自然分娩の介助および帝王切開等の基本的な手術の執刀を行っていただきます。
  • <後期研修医の皆さんへ>
     当科の後期臨床研修は、徹底したベッドサイドティーチングを通じて、産婦人科医師としての世界標準レベルの診療能力を習得する事を目的としています。当科では琉球大学医学部産婦人科とも提携し、産婦人科の地域医療から最先端医療、また総合医療から専門医療まで幅広く、周産期・腫瘍・生殖内分泌・女性医学の産婦人科各分野にわたり、研修時代に経験すべきすべての事柄を網羅するようカリキュラムを組んでいます。
     当院での3年間及び地域医療に従事する1年間の研修終了時には、それぞれ数百例の手術経験と分娩介助経験を積んでおり、世界標準の診療を独り立ちして遂行できるに十分な診療能力が身についている事を保証します。今まで当院で研修した者は全員一回で産婦人科専門医試験に合格しています。

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小児外科

  • <初期研修医の皆さんへ>
      ≪基本的事項≫:UMINカリキュラムに準じて
    1. ・習得が望ましい手技を積極的に経験させます。
    2. ・術前術後の診療計画(指示書)の作成指導。全くの初心者にはクリニカルパスを使用。
    3. ・術後抗生剤の選択、投与期間の指導;CDCガイドラインに準じた指導。
    4. ・小児の輸液の考え方、実際のメニュー構築
     ≪当科の追加事項≫
    1. ・鼡径ヘルニア根治術執刀:各自で自主学習後、1例の前立ち(助手)を経て、2例目から執刀医となる。
    2. ・エコーガイド下中心静脈カテ手技のハンズオンセミナーをローテーション中に受講させます。症例があれば、術者としてCVカテ挿入術の術者となる。
  • <後期研修医の皆さんへ>
     ≪基本的事項≫:UMINカリキュラムに準じて
    1. ・習得が望ましい手技を積極的に経験させます。
    2. ・術前術後の診療計画(指示書)の作成経験。全くの初心者にはクリニカルパスを使用。
    3. ・術後抗生剤の選択、投与期間の指導;CDCガイドラインに準じた指導。
    4. ・小児の輸液の考え方、実際のメニュー構築
     ≪当科の追加事項≫
    1. ・鼡径ヘルニア根治術執刀:各自で自主学習後、1例の前立ち(助手)を経て、2例目から執刀医となる。
    2. ・エコーガイド下中心静脈カテ手技のハンズオンセミナーをローテーション中に受講させます。症例があれば、術者としてCVカテ挿入術の術者となる。
    3. ・研修医自身の力量に応じて、ヘルニア以外の手術経験も考慮します。
    4. ・外科専門医の申請に必要な症例の経験、学会発表、論文作成を指導します。
  • 小児外科アピールポイント:
    結構、指導は厳しい方だと思います。
    へこたれずについてこれたら、臨床診療に自信がつくと思います。
    外科医としての基本的態度、考え方、手技を指導します。
    どの施設に行っても、独り立ちできる外科医の育成を目指しています。
    将来、外科系に進まずとも、外科医が何を考えて診療しているかがわかるような指導を心掛けています。

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小児血液腫瘍内科

  • <初期研修医の皆さんへ>
     小児血液腫瘍科は、小児科ローテーション中に、選択で2週間研修する事ができます。沖縄県の小児がん患者の大部分は当科で診療していますので、その診療、ケアー、抗がん剤の副作用や合併症について、ベッドサイドで学ぶ事ができます。
     また、小児の血液検査の解釈の仕方、血球異常について学ぶ事ができます。手技として特徴的なのは、骨髄穿刺、抗がん剤髄注などです。
  • <後期研修医の皆さんへ>
     当院の小児科では「離島で、大抵の小児疾患の初期対応は行なえる医師」を育てる事を研修目標にしています。よって、悪性腫瘍を見逃さないコツを伝授したいと思います。
     沖縄県の小児がん患者の大部分は当科で診療しているので、発症初期の鑑別診断や、治療方針について学ぶ事ができます。抗がん剤の副作用は全身多岐にわたるため、各臓器障害の初期対応も学べると思います。

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小児腎臓科

  • <初期研修医の皆さんへ>
     小児腎臓科へは選択で2週間、小児科ローテーションの8週のうちに回ることができます。腎臓屋は水・電解質のプロですから、小児の輸液の基礎、電解質・血液ガス異常の診方を病棟や救急からの入院例を通して学び、また系統的に講義もいたします。輸液は小児医療の基本中の基本ですので、救急室での小児の輸液に自信をつけることで小児診療に自信がつきます。
     症例を厳選して受け持ってもらい、小児の月例・年齢別の体液管理の基本、初期輸液、そして維持輸液の本質とはどういうことなのかを徹底して学んでいただき、救急室の初療で役立つようにします。
  • <後期研修医の皆さんへ>
     県内唯一の小児腎臓病専門診療を行っている科として、豊富な症例を通し、小児科専門医研修で必須項目である、急性腎炎症候群の管理、ネフローゼ症候群の初発の全身管理としてステロイドの使い方、学校検尿精査の仕方と外来での管理法、腎生検の適応、尿路感染症後のフォローアップの仕方や尿路奇形の診断、また超音波における腎尿路異常の診断、急性腎不全の初期対応、小児の輸液・電解質・血液ガス異常の管理が離島や地域に行くまでに一人でできるようになります。

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放射線科

  • <初期研修医の皆さんへ>
     初期研修は2年目で希望のある者が放射線科をとることができます。
    期間としては数週間以内ですので、CTの読影を中心に画像に慣れるのが主眼となります。
    数週間で読影力がupするとは言えませんが、画像が身近なものになる利点はあると思います。
  • <後期研修医の皆さんへ>
    • ・放射線科研修は、後期研修医にとってこそ有意義だと思います。 自分の興味の領域の画像を学べると思います。
      (ただし画像診断については指導できる領域が限られている為、科によります)
    • ・IVRや放射線治療に興味のある者にとっては質・量ともに最高の研修が保障されます。

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リハビリテーション科

  • <初期研修医の皆さんへ>
    急性期医療を担う当院において,リハビリテーション科をローテーション意義は何でしょうか?
     臓器・器官の疾病・障害を診断し治療することは他の専門科で研修することができます.
    臨床医として患者(様)から真の信頼を得るためには,臓器・器官のみならず人間全体を診る眼を持つことが必要です.臓器・器官の疾病・障害の診断・治療と並行しながら,患者(様)を人格ある人間としてとらえる眼を養いましょう.
  • <後期研修医の皆さんへ>
    当院はリハビリテーション科の研修指定病院ではないため割愛します.

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