本院では平成20年度よりESCO事業による省エネと光熱水費節減に取り組んでいます。
ここでは、ESCO事業の取り組みの基となった「沖縄県の環境方針」と「沖縄県立北部病院ESCO事業」をご紹介いたします。

沖縄県の環境方針

基本理念

私たちの郷土沖縄県は、亜熱帯海洋性気候の下、青い海、青い空、白い砂浜に囲まれた多くの島々から構成されており、その島々にはヤンバルクイナ、イリオモ テヤマネコ等他の地域とは異なった多種多様な野生生物が生息・生育していますが、島しょ性のため脆弱な自然環境という特性を有しています。

このかけがえのない世界の宝である自然環境を保全及び創造し、将来の世代に引き継ぐことは私たちの責務です。
この責務を果たすため、私たちは、豊かな緑と美しい海を保全・創造するとともに、環境が有限であり、自らが環境に負荷を与えている存在であることを深く認識し、環境への負荷の少ない持続的発展が可能な循環型社会を創りあげていかなければなりません。 このような認識に立ち、環境の保全及び創造を重視し、豊かな自然環境に恵まれたやすらぎと潤いのある沖縄県を実現するために、「沖縄県環境基本計画」を策定し推進しています。

また、県の取り組みをより実効性のあるものとするため、次に掲げる基本方針に沿って環境目的・目標を定め、これを達成するための実施計画を確実に実行し、その結果について点検・評価を行うとともに、必要な見直しを行い、環境マネジメントシステムの継続的な改善を図っていきます。

基本方針

方針1 「沖縄県環境基本計画」の基本目標に沿って、以下のような環境関連施策の推進に努めます。
ア 環境への負荷の少ない循環型の社会づくり【 循 環 】
イ 人と自然が共生する潤いのある地域づくり【 共 生 】
ウ 環境保全活動への積極的な参加     【 参 加 】
エ 地球環境の保全に貢献する社会づくり 【地球環境保全】
方針2 オフィス活動においては、「沖縄県環境保全率先実行計画」、「沖縄県グリーン購入基本方針」に基づき、省資源、省エネルギー、グリーン購入、廃棄物の減量化・リサイクルを図り環境負荷の低減に努めます。
方針3 公共事業や一般事務事業において環境に負荷を与える活動については、環境配慮を推進し、環境への負荷の低減に努めます。
方針4 環境関連法令等を遵守するとともに、環境汚染の予防及び継続的な環境保全に努めます。

環境方針の周知

この環境方針は、全職員に周知すると共に、広く一般に公開します。

平成19年1月17日 沖縄県知事 仲井眞 弘多

沖縄県立北部病院ESCO事業

以上のような方針に基づき、環境活動の一環として、ESCO事業へ取り組みました。その詳細については、ESCO事業者による事業紹介がありますのでそちらをご覧ください。

沖縄県立北部病院ESCO事業紹介