来年度の新内科専門医制度開始に伴う当院での内科研修に関して

我々、北部病院は同じ県立病院である沖縄県立中部病院(基幹病院)の連携施設となっている。
県立中部病院の後期研修プログラムに、北部病院優先コース(定員1名)を開設していただいた。
中部病院の後期研修プログラムに属するわけであるが、中部病院の研修が1年、北部病院での研修を2年回ることができるのが特徴である。

連携施設優先コース

連携施設(北部病院)での研修を2年間、中部病院での研修を1年間行うコースです。
定員は、1名を予定しています。

1年目

中部病院ローテーション(CCU、ICU含む)

2年目

連携施設(北部病院)

3年目

連携施設(北部病院)

県立北部病院の特徴

県立北部病院は沖縄県北部の名護市に位置する。北部地区医療圏の人口は約13万人おり、この北部地区住人の命を守る大事な中核総合病院としての役割を担っている。
特徴は、年間入院患者(内科)2,961人中、2,306人(77.9%)(2016年度)が救急から入院していることからも分かるように、救急医療を主体とした病院である。

沖縄県北部地区医療圏

県立北部病院の特徴~内科の症例数

年間(2016年度)内科外来受診者数:46120人うち外来からの入院患者数:527人(1.1%)
年間(2016年度)救急外来受診者数:10073人うち救急からの内科入院患者数:2,306人(22.9%)

*年間内科入院患者の78.0%が救急からの入院。
*救急からの入院患者は内科外来からの入院患者の約4.4倍である。