建物

ヘリポート
6F 一般 エレベーター 一般
5F 一般感染 一般 一般 地ケア
4F 小児/産婦人科 分娩/NICU/GCU 管理 医局
3F SPD・中央材料室 ICU/HCU/CCU 手術 検体 栄養 管理 透析
2F 感染救急 感染外来 救急病棟・救急 薬剤 放射線 内視鏡 外来 健診
1F エネセン 講堂 エントランスホール 医事/在宅 リハビリ
病院棟 別館棟

エントランスホール【1階】

・来院者をやさしく迎え入れるエントランスホールは地産材を利用した自然豊かな北部地域らしい空間とします。
・新しい病院の顔として総合受付や総合待合、コンビニ、イートインコーナーを整備(予定)します。
・エントランスホールに面して地域開放や健康セミナー等にも利用できる講堂を整備します。

エントランスホール

【医事課、地域連携部門】

・医事、病歴管理、地域連携、患者サポートセンターの各事務室のワンルーム化を図り、スタッフの連携がしやすい執務環境を整備します。
・休憩や交流、ミーティング等が行えるスタッフベースを整備します。

【離島・へき地支援及び在宅医療部門】

・離島・へき地診療所の運営・職員サポート、遠隔診療の窓口業務等を行う離島・へき地支援室を整備します。
・ICTを活用した遠隔診察室を整備します。

【リハビリテーション部門】

・・外来患者がアプローチしやすく、自然採光等の環境に恵まれた1階の南東部に配置します。
・隣接配置するリハビリ庭園と一体的に整備します。
・転倒に配慮し、クッション性のある床材を選定します。

【放射線治療部門】

・建物の構造バランスに配慮し、1 階の北東部に配置します。
・患者のプライバシーに配慮して独立した待合を設けます。
・県北地域唯一の放射線治療施設として必要な諸室を配置します。

【エネルギーセンター】

・非常用発電設備や受変電設備などの重要設備をエネルギーセンターとして集約します。

【外来部門】

・外来部門は東西方向の視認性の高いホスピタルストリートに面してブロック毎に配置します。
・ホスピタルストリート沿いに外来受付を設け、患者の利便性と待合患者を見守ります。
・一般外来は、診察予定に合わせて各科で柔軟に運用が可能なユニバーサル外来(診察室)を計画します

【救急部門】

・救急専用エレベーターを救急部門内に配置し、屋上ヘリポートや手術部門、血管造影室、ICU・CCUとのダイレクトな患者搬送動線を確保します。
・救急に隣接して放射線診断装置(一般撮影・CT・MRI)と救急病棟(10 床)を配置します。
・CT 室を隣接配置した2ルーム型の初療室を整備し、安全かつ迅速にCT 撮影が行える治療環境を整備します。
・感染外来から感染症病床へとダイレクトに患者搬送が行える感染専用エレベーターを設置します。

【化学療法部門】

・外科外来と隣接して明るい南側に整備し、25 ベッドを確保します。
・将来の患者数の増加に備え、35 ベッドまで拡張可能なスペースを確保します。

【生理検査】

・各検査室は患者のプライバシーに配慮し、全て個室化を図ります。

【薬剤部門】

・外来の院内処方や救急患者の時間外投薬に配慮し、投薬窓口をホスピタルストリートに面した位置に設けます。
・病棟へのスムーズな搬送を行うため、業務用EVに隣接するとともに、薬剤リフトを設置します。

【放射線診断部門】

・放射線診断専用の受付を視認性に配慮した位置に設けます。
・MRI 機器の外部からの搬入・更新ルートを確保した計画とします。

【内視鏡部門】

・患者のプライバシーに配慮し、健診者と外来・入院患者の動線を分離します。
・隣接する放射線部門のX-TV と連携しやすい配置とします。

【健康管理センター】

・健診者と外来・入院患者との動線の交錯に配慮した計画とします。
・院内健診と院外健診の一体運営を図るため、敷地の東側に健診用車庫スペースを確保します。

【検査部門】

・機能性・効率性を重視し、中央ホール型の手術室9室を設けます。( 内BCR2室、ハイブリッド1室)
・2種感染、新興感染症対応手術室を設けます。
・OP 前室に上階の分娩室と専用EV で直結する手術室を設けます。
・中央材料部門は手術部門の北側に配置し、滅菌材料を安全かつスピーディーに提供します。
・緊急時の迅速な搬送に配慮し、屋上へリポート、分娩、手術、救急部門を専用EV で連結します。

【手術部門・中央材料部門】

・機能性・効率性を重視し、中央ホール型の手術室9室を設けます。( 内BCR2室、ハイブリッド1室)
・2種感染、新興感染症対応手術室を設けます。
・OP 前室に上階の分娩室と専用EV で直結する手術室を設けます。
・中央材料部門は手術部門の北側に配置し、滅菌材料を安全かつスピーディーに提供します。
・緊急時の迅速な搬送に配慮し、屋上へリポート、分娩、手術、救急部門を専用EV で連結します。

【血管造影】

・緊急時の迅速な処置に対応するため、血管造影3室はOP 部門に隣接配置します。
・血管造影室及びハイブリッド手術室を含めた計4室をすべて見渡せ、スタッフが連携しやすいレイアウトとします。

【集中治療病棟】

・高度急性期医療に対応するため、手術部門に隣接してICU・CCU(10床)、HCU(12 床) を整備します。
・ICU・CCU とHCU は隣接配置し、機能の共有化を図ります。

【検査部門】

・検体の迅速な処理を行うため、手術部門と同一階に配置します。
・気送管やリフト等の搬送設備を設け、検体搬送業務の効率化を図ります。

【人工透析部門】

・北部地域の透析患者の受皿として最大70 床( 内感染患者対応( 陰圧)6床) を確保します。
・外来患者と入院患者のエリア・動線を分離します。
・介助を伴う外来透析患者は北側玄関から直接搬送が行える計画とします。

【栄養部門】

・食事の安全・質の向上・人材確保に向けた調理方式としてニュークックチル方式を採用します。
・配膳・下膳を迅速に行うため専用のEVを設けます。

【臨床工学】

・医療機器の集中管理・共有化を推進し、機器運用の効率化を図ります。

【4階病棟+管理エリア】

・4階は周産期センター・産婦人科病棟・小児病棟を同一フロアに配置し、地域周産期母子医療センターの機能強化を図ります。
・患者・来院者用エレベーターホールと業務用エレベーターホールを分離し、患者・来院者とスタッフとの動線を分離します。
・病棟の出入口に管理扉を設置し、セキュリティを確保します。

【周産期センター】

・新生児集中治療機能の安全性・機能性に配慮し、NICU6床とGCU6床を一体運営可能な部門配置とします。
・分娩室2室の内、1室は手術室グレードの仕様とすると共に、緊急時の対応として、手術ゾーンと直結する専用EV を設けます。

【産婦人科病棟】

・産婦人科病棟は北西ウイングに配置し、病床数を32 床とします。
・スタッフステーションはNICU・GCU に隣接配置し、緊急時の対応に配慮します。

【小児病棟】

・小児病棟は感染用EV が直結する南西ウイングに配置し、病床数を30 床とします。
・小児病棟は感染症患者を想定し、陰圧室を4床(個室2室、2床室1室)整備します。
・兄弟での入院も想定し、2床室を8室整備します。

【事務部門】

・4階東側をスタッフオンリーゾーンとして計画し、幹部諸室や事務、医局を集約配置します。
・琉球大学病院地域医療教育センター( 仮称) として、センター長室と教育センター室を設置し、指導医や診療体制の充実を図り、医師が定着しやすい職場環境を整備します。
・スタッフの休憩や交流の場となるスタッフコモンズを配置し、コモンズテラスを一体的に整備することで、スタッフアメニティの向上を図ります。

【チーム医療を推進する4in1病棟】

・ワンフロアに4看護の病棟を配置し、病棟間の連携を高めるため、各病棟のスタッフエリアを中央に集約配置します。
・患者・見舞客動線とスタッフ・物品動線を機能的に分離します。
・2階感染外来と直結する感染症患者対応の専用EV と感染症病床(2床)を南西ウイングに設置します。
・別館棟に配置したリハビリテーション・化学療法・人工透析への患者動線に配慮し、多目的EVを南東ウイングに設置します。
・病棟中央部に各フロアのスタッフの情報交換や交流の場となるスタッフベースを配置します。
・各スタッフステーションは隣接するステーションのスタッフの動きが見通せる配置とし、緊急時の迅速な対応に配慮します。
・スタッフステーションに面して、重症個室や観察室を配置し、見守りやすさと看護動線の短縮に配慮します。

【病棟構成】

・5・6 階の病棟は一般病棟7ユニット、地域包括ケア病棟1ユニットで構成します。
・一般病棟は42 床を基準とし、4床室、2床室、個室で構成します。
・地域包括ケア病棟は48 床とし、別館棟1階リハビリテーションへのアプローチに配慮し、南東ウィングに配置します。
・すべての病室は8㎡ / 床以上を確保し、診療報酬上の療養環境加算の算定可能な計画とします。
・多床室の患者用トイレは分散型とし、廊下に面して配置します。

【病棟計画】

・スタッフステーションからベッドサイドまでの看護動線の短縮化を図る病棟計画とします。
・スタッフステーションに面して重症個室を配置します。
・デイルームは、病棟の南北(2看護単位に1か所)に配置し、各病棟の管理扉の外部側に設けることで、病棟のセキュリティを確保します。
・病棟リハや患者の食事介助用スペースなどに利用可能な多目的室を東西のウイング(2看護単位に1か所)に配置します。
・1フロア4看護単位のメリットを活かし、器材置き場、汚物処理、スタッフトイレ等は共用化を図ります。
・患者・見舞客動線に沿って3基の乗用EV を配置します。各病棟とは管理扉によって安全性を確保します。
・スタッフエリア内に4基の寝台・業務用EV を配置し、診療業務の効率化を図ります。
・スタッフ動線上に、救急・手術ゾーンを結ぶ救急専用EV を設けます。