業務内容

当院栄養管理室の業務は、主に入院患者さんへの食事提供と栄養指導等の栄養管理、また、医師や歯科医師・看護師・薬剤師等の
多職種連携による栄養サポートを行っています。
①安心・安全な食事提供②患者さんの立場に立った栄養管理③チーム医療への貢献を基本方針としています。

入院中のお食事について

医師の発行する食事箋をもとに、食事の提供を行っています。
一般食と特別食に分かれており、一般食は、健康増進を図り自然治癒力を高める食事で約22種類あります。
特別食は、直接疾病の治癒に寄与する食事で、「エネルギー基準食」「たんぱく質基準食」「脂質基準食」「術後食」「潰瘍食」「低残渣食」等、約60種類あります。
医師が患者さんの病状に応じて指示します。
咀嚼や飲み込みが上手でない患者さんへは、言語聴覚士が訓練を行うとともに、その方の能力に応じた食事を提供しています。
嚥下訓練食は4段階に設定し、またソフト食の提供も行っています。

行事食

お正月やこどもの日、クリスマス等の季節の行事にあわせて行事食を提供しています。


お正月

クリスマス

こどもの日

個人栄養指導

生活習慣病や、手術前・手術後など、さまざまな疾患に対応する 栄養相談を行っています。
入院中、または外来において、医師の指示に基づいて行っています。(月~金 9時~15時)

集団栄養指導

毎月第4水曜日の13時30分から16時まで糖尿病教室を開催しております。糖尿病及び、生活習慣病について、医師・看護師・薬剤師・管理栄養士・理学療法士・歯科衛生士の話を聞くことができるいい機会となっております。受講希望の方は主治医へ申し出て下さい。

栄養サポートチーム

「栄養」だけで病気は治りませんが、全ての治療の根本になるものです。
栄養状態が悪く体力や免疫力が低下した状態ではどんなに良い治療を行っても
その効果は発揮できません。
病状や検査結果をもとに、医師を中心として、歯科医師・看護師・薬剤師、管理栄養士、
歯科衛生士等が専門的な立場から栄養サポートを行っています。

認定資格取得者(令和4年4月1日現在)

がん病態栄養専門管理栄養士 1名
病態栄養専門管理栄養士 1名
栄養サポートチーム専門療法士 1名
日本糖尿病療養指導士 1名
静脈経腸栄養(TNT-D)管理栄養士 1名
人間ドック健診情報管理指導士 1名