セカンドオピニオン外来とは

受診されている医療機関で、ご自分の治療方針を決めることができず、他の医療機関での意見も参考にしたい方の相談を意味します。直訳すると「第二の意見」です。患者さん自身が十分納得して治療を受けるため、病状、治療内容、診断や今後の治療方針について主治医以外の意思に意見を求めることです。

当院のセカンドオピニオン外来

相談の対象となる方

患者さんご本人又はご家族の方

ご家族の場合は、原則として来院される方の証明書(免許書等)と患者さん本人の同意書をお持ち下さい。
患者さんが未成年の場合は、同意書の必要はありませんが、続柄を確認できる書類(健康保険証等)をお持ちください。

相談内容

診療・診断に関すること

次のような相談には応じられませんのでご了承ください。

  1. 現在受診中の医療機関に対する苦情
  2. 治療効果の評価
  3. 転院・転医の希望
  4. 医療訴訟の問題
相談日 十分な時間を設けさせていただくため、担当医と時間調整いたします。
したがって、必ず予約していただくことが必要です。
必要な資料
  1. 主治医からの紹介状(診療情報提供書)
  2. 診断の根拠となっている検査結果(病理標本・レントゲン写真・放射線画像フィルム・検査データ など)
時間 1回30分程度

費用について

費用については、保険適用外(実費)となりますので予めご了承ください。

第二意見相談料5,918円~25,520円(税込み)

※ご持参いただいた放射線画像や検査データの件数により費用は異なります。

セカンドオピニオンを受けるまでに準備しておくこと

セカンドオピニオンを十分活用していただくために、相談日までに疑問に思うことや質問の内容などをまとめておくことをお勧めいたします。
セカンドオニピオン外来では治療は行ないません。当院での治療を希望される方は主治医に紹介状を作成してもらい外来を予約してください。

ご自身の病気について一般的な情報を集めておく

経験者のお話や、インターネットなどで病気に関して情報を集めてくと相談時に医師のお話が理解しやすくなります。

ご自身の病気の経過と質問内容をまとめておく

これまでの主治医の説明内容を自分なりにまとめておくと、相談するときに役立ちます。また、セカンドオピニオンをどの医師に求めるか、あなたの病状をよく知っている主治医・家族とよく相談することが大切です。

セカンドオピニオン外来の流れ

1. 主治医へセカンドオピニオンを受け付けたいと相談する

2. セカンドオピニオンを受けたい病院へ電話又は来院されて申し込む
※ 連携室担当者が受け付けます。
※ 主治医の紹介状が必要となります。

3. 相談者へ相談内容を確認いたします。
※ セカンドオピニオンについてご説明いたします。

4. セカンドオピニオンを受けることを決定し、外来受診日を調整する。
※ 患者さんが不参加の場合は、同意書が必要です。

5. 相談者に受診日のご案内
※ 連携室担当者が受診日を御連絡いたします。

6. セカンドオピニオンの実施
※ 治療効果を高めるため、結果は主治医へも報告します。

7. セカンドオピニオン後、主治医と面談し、セカンドオピニオン終了です。